京都で温泉も楽しめる!これはうれしい
しょうざん紙屋川温泉の檜風呂。露天風呂には水琴窟も設置され、ゆったり温泉を楽しめる趣向だ
さて、この施設にはいくつかアピールポイントがあり、そのひとつが「しょうざん紙屋川温泉」と呼ばれる温泉です。京都で温泉というのはとても珍しい! さっそく大浴場に行ってみました。大浴場は2つあり、深夜12時に男女が入れ替わるとのこと。檜風呂は天井や壁まわりに香り高い檜を用いた純和風のしつらえ。天井も少し低めで隠れ家風です。こちらの浴場には半露天風呂や立ち湯がありました。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。しっとり肌になじみ、女性にはうれしい限りです。
こちらから見ると卵のように見える。実は「月」をイメージしたもので、内側はしょうざん紙屋川温泉の瞑想風呂である
もう一方のお風呂は、ドームのある半露天風呂が特徴。かまくらのような白いドームの天井部分は抜けていて、青空が見えるのですが、まわりを壁に囲まれているため瞑想風呂と呼ばれています。この風呂、外から見ると白い卵型。月をイメージしたユニークなデザインです。日中時は外の景色も醍醐味。共にサウナやマッサージチェアも備わっており、時間を忘れてリラックスできました。
北山杉と四季の庭園が広がる「しょうざんリゾート京都」の一角
空から見た「京都鷹峯&VIALA」。北山杉はじめ豊かな植栽につつまれた「しょうざんリゾート京都」の一角に誕生
部屋から外の景色を見ましたら、まっすぐに天に向かって伸びる北山杉の林が広がっています。一段高い位置にある本館は豊かな木々の奥に。そして、このホテルの名前となった「鷹ケ峯」が本館に上がるスロープカーの窓から間近に見えます。
本館のデッキから見る鷹峯。水面に映り込む風景も楽しめる
東急ハーヴェストクラブ「京都鷹峯&VIALA」は、鷹ケ峯を正面に仰ぐ絶好のポジションですが、この施設は「しょうざんリゾート京都」の一角にあります。「しょうざんリゾート京都」とは、京都洛北エリアに位置し、約3万5000坪におよぶ広大な敷地を擁するリゾート地。西陣生まれの故・松山政雄が創始者で、「美しい着物を造るには美しい環境で」との思いで造られた庭園リゾートです。
「しょうざんリゾート京都」の庭園の中にある酒樽茶室。いろいろな建物が移築されており、北山杉や梅林を見ながらの散策も楽しい