ボルドー2色使いで深みのあるインパクトアイ
春夏はヴィヴィッドな口紅が主流でしたが、秋冬は60年代のアイメイクの強さが戻ってきて、断トツにアイメイクが主役へシフト。キーワードは“ネオ60’S”です。ラインやシャドウで目尻寄りを強くくっきりとさせたインパクトアイと、ツイッギーの様に上下たっぷりのマスカラやつけまつ毛を使用したドールアイ、この2つが目元のトレンドに。中でも目元に深みのある強さを与えるインパクトアイは、今季トレンドのダーク系のファッションとも好相性です。パーリィでツヤのあるボルドーを、まぶた全体と目の下3分の1に。ハーフマットなブラウンボルドーを、締め色として目尻強めに入れます。
ディオールの「サンク クルール 156」は右下のブラウンボルドーの締め色が、少しツヤがありながらもしっかりとフィット。中央のブラウンはシアーなので、色んなシーンに応用が効きます。他の3色はサテンのような質感でコントラストが出て、どの色もハズレなしの優秀パレットです。
トレンドのボルドーを堪能できるパレット
カラーをのせたら次はラインが必須。目元のフレームをしっかり強調して、インパクトアイを作ります。「THREE シャドウライニングパフォーマンス アイライナー 02」は、なめらかな描き心地でツヤがあって描きやすいのでお気に入りです。ダークブラウンで、ボルドーシャドウともぴったりマッチします。
左から2番目の02は、秋らしいダークブラウン
強い目元に合わせる口元は優しいモーブピンク
“ネオ60’S”と名付けたのは、肌の質感はあくまでも今風のシアーで少しツヤを感じるものであるということ。リップはボルドー系又は、モーブピンクで秋らしさを演出します。「シャネル ルージュ ココ シャイン 93」の優しいモーブピンクで、強い目元とのバランス感を取るのがポイント。シアー感を活かすように、カジュアルに塗ってヌーディに仕上げればこの秋の旬顔の完成です。
秋らしい色合いのモーブピンク
■DATA
「サンク クルール」
全10色 7600円(税抜) パルファン・クリスチャン・ディオール
「THREE シャドウライニングパフォーマンス アイライナー 02」
2800円(税抜) THREE
「シャネル ルージュ ココ シャイン 93」
3600円(税抜) シャネル