子供が友人とトラブルを起こしたとき、
それが「いじめ」なのかどうか考えてみる
子供のトラブルはいじめなのかどうか見極める
大勢でいじめをすると、一人一人の罪悪感は「わり算」になります。しかし、一人一人のいじめる時間が短くても、人数が多ければ、いじめられる人は一日中攻撃を受け続けることになります。
文部科学省のいじめの定義では「『いじめ』とは、『当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。』とする。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。」となっています。もし、相手の子がいじめであると感じたら、それは「いじめ」なのです。ですから、子供の話を聴いて親がそれは「いじめである」と判断したら「いじめは悪いことなんだ」と子供にしっかり伝えて下さい。
いじめであることが分かったら謝罪が必要
子供のしていることが「いじめである」と分かったときには、相手に対してきちんとした謝罪が必要です。同じことを繰り返さないためには、以下の点を親子で考えてみることが大事です。自分の子供がしていることが「いじめである」と分かった場合、和解・謝罪への以下の4つのプロセスをしっかりと考えて話し合いましょう。- 自分のしたことを振り返る
- なぜいじめたのかを考えて書きだす
- 二度と繰り返さないためのアイデアを書く
- 罪の償い方を考えて提案する
>>「自分のしたことを振り返る」には