EVFを高精細化して見やすさを向上させた
高倍率ズームモデルにはEVF(電子ビューファインダー)が欠かせません。しかし、これはなかなか高価なパーツなので高精細化が難しい。解像度が低いと肝心のピントがどこにあっているか分からなくなります。さらに撮影後の画像をチェックする時は、液晶モニターの解像度が重要になります。SX60HSはEVF、液晶モニター共に約92.2万ドットを採用しています。前モデルのSX50HSはEVFが約20.2万ドット、液晶モニターが約46.1万ドットだったので、大躍進と言えます。さらにWi-Fi対応なので、スマホやタブレットに専用アプリをインストールして、リモート撮影や撮影した画像の転送、またWi-Fi対応プリンターとのワイヤレス接続、PCへの画像転送などに対応します。NFC対応なので対応機種のスマホとは接続も起動も自動的におこなえます。
EVFは約92.2万ドット、液晶モニターは3型で約92.2万ドットのバリアングル液晶を採用した
実際のEVFの画像。コントラストが高く見やすかった。ワンタッチで拡大表示もできる
SX60HSはWi-Fi対応。スマホの専用アプリを使えば、カメラのリモート撮影から、画像転送までおこなえる
こちらがリモート撮影の画面。ズーム、AFにシャッター操作などができる