お墓の形態も進化中

お墓の形も洋型を選ぶ人が増えている!

お墓の形も洋型を選ぶ人が増えている!

日本のお墓といえば、昔からよく見る和型がほとんどでしたが、最近は、さまざまな形態のお墓が登場しています。プレート式などの洋型のお墓、故人の趣味や生前の活動をイメージしたデザイン墓の他、マンションのような納骨堂がビル風のお寺の中にあるのを見たこともあります。実際は、まだまだ和型が多いのかな? と勝手にイメージしていたのですが、なんと半数近い48%の人が洋型を選び、和型の方が31%と少ないことが分かりました。ちなみに、納骨堂は15%、デザイン墓は6%とのことです。(鎌倉新書「いいお墓.com 第5回お墓の消費者全国実態調査」(2013年)より)

妻は「散骨派」「永代供養墓派」が夫の2倍!?

さて、お墓といえば「○○家の墓」と掘られているように、家を単位として建てることがほとんどだと思います。日本の場合、その家の長男が先祖代々のお墓に入り、他の兄弟は別のお墓に入る、というケースが多いと伺います。けれども、近年は少子化等の影響もあり、例えば散骨や樹木葬など、お墓に対する考え方も変化しているようです。楽天リサーチ株式会社「お墓参りに関する調査」によると、希望する埋葬方法について「まったく考えていない/決めていない」という人が、全体で3人に1人(30%近く)いる一方、「先祖代々のお墓」と希望する人も、全体で29.5%と、ほぼ3人に1人とのことでした。「自分や家族等が新しく用意するお墓」を希望する人(12.4%)よりも、「散骨」を希望する人(16.6%)の方が多い、というのは、意外でした。新しくお墓を用意しても、「将来、引き続き管理する子どもがいない」「子どもや孫たちに面倒をかけたくない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
楽天リサーチ株式会社「お墓参りに関する調査」をもとにガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます。)

楽天リサーチ株式会社「お墓参りに関する調査」をもとにガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます。)



気になったのは、男性と女性とで、希望する埋葬方法が異なるということです。男性は、「先祖代々のお墓」を希望する人が36.6%いるのに対して、女性は22.4%と10%以上低くなっています。一方、女性は、「永代供養墓」を14.0%、「散骨」を22.0%の人が希望するのに対して、男性は、「永代供養墓」:7.4%、「散骨」:11.2%と、それぞれ女性の約半分でした。女性は結婚して名字が変わったりなどするので、「家」やお墓にこだわらない方も多かったり、後々の管理で子どもなどに迷惑をかけたくない、と考える人が多いのかもしれません。

「ここに散骨の記事が載ってるよ。私は散骨がいいな……」「え!? そうなの? 初めて聞いたよ……」

「ここに散骨の記事が載ってるよ。私は散骨がいいな……」「え!? そうなの? 初めて聞いたよ……」

コラム「お葬式にかける費用も夫婦で考えてみよう!」で、お葬式にかかる費用について紹介しましたが、これからお墓を用意する予定の方は、お葬式代と同じくらい費用がかかる可能性もあります。また、お墓の引っ越し等をする場合も、手続きに時間がかかったり離檀料などの費用がかかるようですので、事前に情報収集をされることをお勧めします。今度お墓参りをする際などに、自分たちはどのようなお墓を希望するのか、夫婦で話す機会も作ってみましょう。
【参考サイト】
お墓・墓石・霊園の選び方

【関連リンク】
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