録画番組をケータイも転送! 録画・再生機能が充実
VN770/ASは前作までと比べ、テレビ機能を大幅に強化しています。1.録画番組を携帯電話に転送、外出先で視聴できる(外でもVIDEO)
録画した地デジ番組を、携帯電話に転送して見ることができます。他社製品にはなかなかない、便利な機能です。NEC、シャープ、パナソニックなど幅広い携帯電話に対応(対応機種)。従来は、録画番組を転送できる画質は「ワンセグ画質」(320x180ドット)のみでしたが、今モデルからはSD画質(640x360ドット)にも対応、字幕が見やすくなりました。
1.2~2倍のスピード再生に対応し、ニュースやドラマの「飛ばし見」が簡単。音声速度はそのままなので、内容を確かめながらの速度調節が可能。高齢者には、0.5~0.9倍のゆっくり再生がうれしい。これまた、他社に先んじる機能です。
3.自動チャプター付加で、録画番組の視聴が便利
録画番組を自動解析し、番組とCMの間にチャプター(区切り)を自動的に挿入してくれます。リモコン操作で「スキップ」することで、お目当ての録画個所に移動できます。
速度 ★★★★
CPUは2コアのCore i5-430M(2.26GHz)。4スレッド、最大2.53GHzで動作し、動作はきわめて快適。Blu-rayコンテンツを見ながらのメールチェックでもストレスはありません。OS(基本ソフト)も今モデルからは Windows 7 の64ビット版に変更され、4GBのメモリをフルに使えます。付属ソフト ★★★★
ソフトは非常に豊富ですが、「ソフト&サポートナビゲーター」「おすすめメニューガジェット」で適切なものを起動できます。ウイルス対策(ウイルスバスター2010期間限定版)、バックアップ(Roxio BackOnTrack LE)などの安心・便利ソフトのほか、学習やゲーム、実用ソフトが多数収録されています。初心者は「パソコンのいろは3」で、操作や設定方法を学べます。エンターテイメント ★★★★
すでに述べたようにテレビ機能が充実、Blu-ray Discドライブにゲームソフトも付属し、十二分に楽く使えるパソコンに仕上がっています。BS/CSに未対応、グラフィックス性能がやや遅いことを除けばほぼ満点といえるでしょう。コストパフォーマンス ★★★
実売価格は19万円弱。豊富な付属ソフトとBlu-ray Discドライブが価格を押し上げているのか、やや高めです。パフォーマンス的には、DVDスーマーマルチドライブを搭載した、VN570/AS(約16.5万円)という選択肢もあり得ます。拡張性 ★★★
周辺機器は、6基のUSBポートと1基のIEEE1394ポート(4ピン)に接続します。内蔵式の機器が増設できない一体型としては、ポート数は標準的です。USBポートが向かって左右・背面の3方向すべてにあることと、1基がパワーオフ充電機能付き(パソコンの電源オフ時でも充電できる)であることは便利です。VALUESTAR N VN770/AS6W PC-VN770AS6W
【関連サイト】NEC VALUESTAR:VN770/AS