不倫は「落ちる」要素の強い恋愛

不倫はお互いの感情を最優先とした恋愛になっていくもの

不倫はお互いの感情を最優先とした恋愛になっていくもの

最近ではドラマなどでも大きな恋愛の題材となっている「不倫」。本来なら許される恋とは言い難い恋愛ですが、人の心はイエスかノーかでは簡単に決められない程、気持ちも常に微妙に揺れ動いています。その恋愛の中に潜んでいる感情の過程とその恋愛の先にはどのような結末が待っているのか?心理状況も踏まえてお伝えします。

不倫は誰もが「したい」と思って始まる恋愛ではありません。例えば、恋愛がしばらくご無沙汰だったり、仕事やプライベートなど自分のライフスタイルが何かうまくいってなかったりと自分自身に自信が持てない時や、自分の心の中に満たされない欲求が無意識にも強く感じるタイミングで出会いが訪れたりするものです。

相手もまた、日々生活していく中で、「自分はこのままでいいのだろうか?」という空虚感を感じながら、あなたと同じ相手自身の心の中に満たされない欲求を感じている状態にあります。

そんな満たされない状況・心境の中で訪れた出会いに対し、お互いの存在が大きくなったり、「好き」や「大切」といった恋愛感情を抱きやすくなります。会えば抱いていた空虚感が満たされるため、「相手に対する気持ちは本物だ」や「この人しかいない」と急加速に恋愛感情が大きくなり、いつの間にか関係がスタートしています。

恋愛の初期は誰もが「恋は盲目」という言葉に陥りやすい恋愛になっていますが、不倫は更に会いたくても会えなかったり、連絡も容易に取れない……といった障害が「お互いの気持ちが一致しているからそれでいい」というお互いの気持ち・感情を最優先とし、更にお互いの感情を高ぶらせ、お互いが置かれている環境・状況すらも二人の感情を燃え上がらせてしまうのです。

身体とメンタルの密接な関係

また不倫は、身体の関係が中心となって継続される関係にあることが多いものですが、女性は「身体の関係=愛情の確認」と心理的に捉えるため、メンタルと肉体的も満足しやすい状態から、この関係に「自分は相手からとても愛されている」という感情をさらに強く抱いては、「この人しか私を分かってくれない」という心理が抱きやすく、気づけば本気になっていきやすいものです。逆に男性は子孫を残そうとする動物的本能が働き「セックス=一時の快楽を満たすもの」という心理が無意識に働きますから、男性が「身体の関係=愛情の確認」という心理にはなかなか結び付かない人が多いのです。

さらに二人の関係を長く継続させたいという気持ちが強いものになっていくと、「相手の事をもっと知りたい」という感情を抱き始め、どちらかが「現状維持」から「未来」の関係を求める傾向が強くなります。


現状維持から未来への願望

未来のために相手の事を知りたいという感情は、恋愛の過程において誰にでも湧き起こる感情ですが、そこでお互いの状況が「相手が既婚者である」や「自分が既婚者である」、もしくは「お互いに既婚者だった」という情報を知っていく中で、「恋してはいけない相手に恋してしまった」という事実を知ってしまうことにより、未来を考えていた自分の感情は「この関係を続けてもいいのか?」という葛藤が起こり始めます。

その葛藤は、相手へ寄せていた信頼と自分自身への不信感で、「この関係を断ち切らないといけない」と別れを選択したり、「でも相手の自分に対する愛情は本物だから」という気持ちから「離れられない」という気持ちを優先して関係を継続しようと、常に揺れ動く「別れと離れられない」感情に振り回され、自分の感情をコントロールできない状態に陥ってしまいます。