9月の株主優待権利確定銘柄
9月権利確定の株主優待銘柄は337銘柄です。その337銘柄から20万円以上30万円以下の投資金額で株主優待が貰える46銘柄に絞りさらにその中から個人投資家の注目度の高い順に3銘柄ご紹介いたします。SBI証券の提供している「株主優待検索」では、投資金額、権利確定月、優待内容などで検索できますが、これに加えて閲覧回数順で並び替えすることが可能です。閲覧回数が多いということは、個人投資家の注目度が高いということです。
今回は、この閲覧回数順に3銘柄ご紹介いたします。
ＡＮＡホールディングス<9202>(東証1部)
ＡＮＡホールディングス<9202>は東京都港区東新橋に本社がある航空大手。国内線は首位、国際線は2位です。傘下にLCC（格安航空）のバニラ・エアーとピーチを保有しています。円安・原油高でコスト高だが、羽田空港の発着枠拡大で国際線の旅客数、運賃収入が拡大しており、業績好調なようです。
■株式データ
株価 252.4円
売買単位 1000株
予想PER（連）25.24倍
PBR（連) 1.18倍
予想配当利回り 1.58％
時価総額 約8875億円
■株主優待
権利確定日：3月末・9月末
優待がもらえる株数：1000株以上
優待内容： 株主優待券・株主特別優待券
1000株～ 1999株 1枚
2000株～ 2999株 2枚
3000株～ 3999株 3枚
4000株～ 9999株 4枚＋ 4000株超過分2000株毎に1枚
10000株～999999株 7枚＋10000株超過分4000株毎に1枚
1000000株～ 254枚＋1000000株超過分8000株毎に1枚
＊株主優待券・株主特別優待券の詳細は、ANAホールディングスのWEBでご確認ください。
モスフードサービス<8153>(東証1部)
モスフードサービス<8153>(東証1部)は東京都品川区大崎に本社があるハンバーガーの大手企業。日本マクドナルドに続き、業界2位です。FC（フランチャイズ）比率が8割弱と、FC比率が日本マクドナルドと比較して高いのが特徴です。ダスキンと資本・業務提携を行っており、第二位の株主です。
2014年4～6月期の連結決算は、最終損益が5800万円の赤字（前年同期は１億7900万円の黒字）でした。バイトの時給UPや直営店の出店費用が嵩んだことにより、赤字となっています。
■株式データ
株価 2229円
売買単位 100株
予想PER（連）57.01倍
PBR（連) 1.67倍
予想配当利回り 0.99％
時価総額 約714億円
■株主優待
権利確定日：3月・9月末
優待がもらえる株数：1,000株以上
優待内容：株主優待券
100株以上 500株未満 年間 2000円分（500円× 2枚×2回）
500株以上1000株未満 年間10000円分（500円×10枚×2回）
1000株以上 年間20000円分（500円×20枚×2回）
うかい<7621>(東証ジャスダック)
うかい ＨＰ
客単価が高額なため、接待需要の割合が高く、大企業の接待費の損金算入枠拡大が追い風となっています。
■株式データ
株価 2233円
売買単、位 100株
予想PER（連）50.75倍
PBR（連) 2.41倍
予想配当利回り 0.67％
時価総額 約117億円
■株主優待
権利確定日：9月末
優待がもらえる株数：100株以上
優待内容：
(1)箱根ガラスの森株主様限定お食事付入場招待券
5枚（1枚3000円相当、1枚で1名入場、1食利用可）
(2)食事優待券（1枚3000円）または特選うかい牛肉
100株以上 300株未満 (1)＋(2) 1枚
300株以上 500株未満 (1)＋(2) 3枚
500株以上1000株未満 (1)＋(2) 5枚 または 15000円相当
1000株以上2000株未満 (1)＋(2)10枚 または 30000円相当
2000株以上 (1)＋(2)20枚 または 60000円相当
＊株式データは、2014年8月15日終値基準。予想配当は、東洋経済新報社予想。
＊本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わ
すものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
＊正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。
