はじめに

『0からの行政書士試験』は、0から行政書士試験を目指す人をサポートする記事です。秋から勉強を始め本試験を受けるまでの一年間、予備校のカリキュラムに合わせて、今何をすればよいか、勉強方法から各科目のポイントまで、毎月2回、配信いたします。第一回は「行政書士試験の魅力」です。行政書士試験に少しでもご興味のある方は是非ご覧ください。

決断するなら夏

行政書士試験は毎年11月第2週日曜日に実施されます。そのため、予備校の行政書士試験対策講座は、10月前後から始まり、翌年の本試験の合格を目指します。

予備校の講座は順次入学できますが早く始めた方が有利です。そして、講座が10月開講ということを考えると、行政書士試験を受けるか決断するなら夏です。それは、心の整理をつけて、勉強する環境の準備を整え、万全の態勢で10月開講を迎えることができるからです。

「何となく……」が多い志望動機

私はこれまで受講ガイダンスや受講相談も毎年担当してきました。その経験から申し上げると、行政書士試験について明確な志望動機がある人は少ないのです。「行政書士」に絶対になりたいという人は少ないのです。

例えば、小さいころから「弁護士になる」と言う人はいても、「行政書士になる」という人はいないと思います。

「何となく興味があるけど、これくらいの気持ちで大丈夫だろうか」との心配は不要です。将来の保険が欲しい、視野を広げたいなどのお気持ちがあれば十分。数ある国家資格の中で行政書士にご興味をお持ちになったのも何かのご縁です。行政書士試験を受けてみませんか。

行政書士試験はお勧めの国家試験です。そのお勧めのポイントを4つご紹介します。

お勧めポイント1 仕事と両立できる行政書士試験

行政書士試験をお勧めするひとつの理由は仕事と両立できる点です。

同じ法律職の司法試験と比べてみましょう。会社員が司法試験合格を目指すとすると、離職が必要かもしれません。それは司法試験を受験するために進学が必要な法科大学院は原則として平日昼間に授業があるからです。

行政書士試験

行政書士試験対策講座の受講生の多くは社会人です。

一方、行政書士試験は働きながら合格することが可能です。予備校の授業は、一回3時間の週2コマのところが多いです。コースは、週2日の平日夜間(18時半から21時半)コースや、週1日の土曜日もしくは日曜日の全日コース(10時から17時)などがあります。

このペースならば、働きながら勉強も可能です。実際、私の受講生の多くが、仕事と勉強の両立をしています。