魚屋さんで焼き魚、煮しめ屋さんで煮豆を買う
まずは魚屋さんで焼き魚を買う。本当はお刺身にしたかったけど、さすがに真夏だから、家まで持って帰るのは心配だ。実は以前にもたまたまここで焼き魚を買ったことがあって、おいしかったのだ。今日は「ぎんだら」を買ってみた。
お店のご主人にコロッケを売っているところはあるかと訊けば、「うーん、ちょっと前はあったんだけどねぇ。もう閉めちゃったんですよ」とのこと。例の本にはおいしそうなお肉屋さんのコロッケが紹介されているんだけどなぁ。残念。かつてここには魚屋さんと肉屋さんがそれぞれ3、4軒あったそうだが、いまは魚屋さんが1軒あるだけなんだとか。
おかず横丁公式サイト-魚米
次はつくだ煮屋さんへ行ってみる。五目豆200g240円と青豆200g240円を買った。どのくらい保存できますかと訊けば、防腐剤などは入っていないので、今日余ったら冷蔵庫に入れて、早めに食べてくださいとのこと。ちなみにこの「おかず横丁」は明治末くらいからお店が集まり、今のような商店街になったのは戦後のこと。このあたりは工場で働く女性や共稼ぎの夫婦が多く、おかずを買える店が喜ばれたのだそうだ。
帰宅して、晩御飯にいただいたんだけど、いやぁ、おいしい。全部食べ切るのに3日かかったけれど、その間ずっとおいしかった。また買いに行きたい。
おかず横丁公式サイト-入船屋