リンク外
次にリンクの外側を紹介しましょう。リンク外といっても、地下鉄などの公共機関で15分も乗れば、様々な観光スポットに到達できてしまうのがウィーンの魅力。以下は中心街から少し足を延ばしてでも見ておきたいスポットです。リンク外の観光スポット1:
ユネスコ世界遺産 シェーンブルン宮殿
4月から9月は庭園に色とりどりの花が植え込まれるので、散策を楽しみたいなら断然夏期がおすすめ
同敷地内には本殿のほかにも多くの見所があります。ガラス張りの美しい温室や迷路庭園を含む広大な庭園群、馬車博物館にコンサートの開催されるオランジェリーなど。丘の上にあるグロリエッテ(対プロイセン戦勝記念碑)はカフェとして開放されているので、観光の合間にウィンナーコーヒーをいただくのもウィーン観光の醍醐味といえるでしょう。子供連れの方には、マリア・テレジアの夫が作った現存する中で世界最古の動物園や、当時の宮廷生活を宮廷衣装で体験できる「子供博物館」がお勧め。ホフブルク王宮同様、シェーンブルン宮殿も数えきれないほどの見所や施設で溢れているので、ぜひ自分なりの観光をアレンジしてみて下さい。
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■Schloß Schönbrunn(シェーンブルン宮殿)
住所:Schönbrunner Schloßstraße 47, A-1130, Wien
アクセス:地下鉄4 Schönbrunn駅またはHietzing駅、路面電車10、58 Schönbrunn駅、バス10A Schönbrunn駅
開館時間と入場料:施設、季節などにより異なるので、詳細はオフィシャルウェブサイトでご確認ください
リンク外の観光スポット2:
クリムトの傑作「接吻」が見られる、ベルヴェデーレ宮殿
クリムト以外にもシーレやココシュカなどの絵画が展示されているベルヴェデーレ宮殿。美しい庭園では冬にクリスマス・マーケットも開催される
こちらの宮殿は建物や庭園の美しさもさることながら、注目すべきはなんといってもグスタフ・クリムトの傑作である「接吻」でしょう。クリムトはオーストリアを代表する世紀末画家のひとりで、琳派の影響を受けたともされるその作品は、日本でも絶大な人気を誇っています。ウィーン観光の思い出として、ぜひ押さえておきたいスポットの一つです。
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■Schloß Belvedere(ベルヴェデーレ宮殿)
住所:Prinz Eugen-Straße 27, A-1030, Wien
開館時間:毎日10:00~18:00
入場料:大人12.50ユーロ、シニア・26歳以下の学生10ユーロ、18歳以下無料
アクセス:鉄道 Quartier Belvedere駅、地下鉄1 Südtirolerplatz駅、路面電車D Schloss Belvedere駅、路面電車18、O Quartier Belvedere駅、バス69A Quartier Belvedere駅