長距離運転で眠気覚ましの飲み物を飲むタイミングは?
長距離運転は眠気との勝負!
ここでは、海老名SAで購入してガイドが実際に長距離運転の際に試した5種類のドリンク剤をおすすめ順に紹介します。ちなみに、これらのドリンクは、眠くなってからではなく、眠くなりそうな時の30分から1時間前に飲むのが効果的。
さらに、長距離ドライブ中の食事は腹5分目以下で、ごはんや麺など眠気を呼ぶ炭水化物は少な目がベストです。焼き鳥やかまぼこなど、塩気があり、しっかり噛んで食べるものをお腹に入れつつ、目的地に着くまでは常に軽い空腹状態を維持するように走るのが良いでしょう。もちろん、長距離運転の前日は早く寝て十分な睡眠をとることが原則です。
長距離運転中にガイドが実際に試した、おすすめの眠気覚ましの飲み物
ガイドが試した覚ましドリンクの感想を紹介!
1.【めざまし太郎】 カフェイン200mg(ユウキ)
高速道路のSAPAなどを中心に売られています。ユル~い感じのイラストですが、これがとても良く効きました。ラベルには「コーヒー3杯分のカフェイン」と記されているだけでしたが、メーカーのウェブサイトで調べてみたらカフェインは何と200mg。ちなみに、これはカフェインの1回服用量の上限値にあたる数字なのです。実に快適なドライブができ、「めざまし」.効果は10時間くらい続きました。
2.【カフェイン180】 カフェイン180mg(大正製薬)
カフェイン量は「めざまし太郎」よりやや少ない180mgですが、こちらもよく効きました。印象としては即効性があるように感じました。
3.【強強打破】 カフェイン150mg(常盤薬品工業)
おなじみ、眠眠打破シリーズの最強版。ガラナ・高麗人参などもプラスされていて疲労回復に記憶力・集中力を高める作用もあるそうです。
4.【眠眠打破】 カフェイン120mg(常盤薬品工業)
1997年に発売された、元祖眠気防止ドリンクともいえる眠眠打破。味は濃コーヒー味です。コーヒー嫌いな人にはつらいかもしれません。2014年3月に大幅なリニューアルが行われ、若さを保つ効果のある「アルギニン」と、体のめぐりをよくする「7種のハーブ」が追加で配合されています。カフェインの量はやや少なめなので、眠気覚まし効果はやはりいまひとつの印象でした。
5.【眠眠打破「濃抹茶味」】 カフェイン120mg(常盤薬品工業)
かなり強烈な「抹茶味」。コンビニなどではほとんど見かけないのですが、高速道路のSAPAではほぼ入手可能です。カフェインの量は眠眠打破と同じですが、濃抹茶味という、かなり独特な風味なので好みが分かれるところでしょう。
ちなみに、これら5本の容量はすべて同じ50ml。価格は東名・海老名SAの売店では、強強打破以外はすべて同じ324円で売られていました。眠気覚まし効果はカフェインの量に比例するので、価格も容量も同じであれば、やはりカフェイン量が多くさらっと飲みやすい「めざまし太郎」がおすすめです。コンビニではほとんど見かけないので入手しにくいという点がちょっと残念です。
この他、コンビニなどで入手しやすい「メガシャキ」「ギガシャキ」(ともにハウスウェルネスフーズ)がありますが、カフェインはいずれも100mgでコーヒー1杯よりやや多い程度。カフェイン量はたいしたことありませんがジンジャーレモン風味がおいしい。
はやりのエナジードリンクも目覚ましに効く!?
レッドブルやモンスターエナジーなど、アメリカで人気のエナジードリンクも実は結構な量のカフェインを含んでいます。(モンスターエナジーで1本あたり142mg)。疲労回復とともに見覚まし効果も期待でき、清涼飲料水に分類されるため容量も250~355mlとたっぷり。渇きを癒す飲み物としても十分な役割を果たしてくれるでしょう。ただし、カフェインの採り過ぎには注意しましょう。確実に効果を得たいなら、カフェインの錠剤を
効果が確実なのは飲み物ではないけれど、これ!
飲み物でおなかがいっぱいになるのはイヤ、コーヒー味が苦手、確実な眠気防止効果がほしい、という場合には第3類医薬品としてその効能が証明されている「眠気防止薬」を服用するのも一案です。
現在、眠気防止薬として販売されているのは「トメルミン」「エスタロンモカ」「カフェモカ」「カフェロップ」といった薬が一般的ですが、私はこれら4つの中であれば飲める「トメルミン」が最もおすすめします。運転中など飲み物がない場合でも、水なしで飲める手軽さもうれしいですね。
今回紹介したドリンクや医薬品は、きちんと用法・用量を守った上で、ぜひ安全で快適なドライブを楽しんでください。
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