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★はじめに~走ってみて 

RX-8は“スポーツカー”としての切り口が多く、そのため走りの評価がほとんどです。オールアバウトのクルマチャンネルの中でも、別の評論家の方がそのあたりの評価はされているので、あえてここでは
“ファミリーカーとしても使えるのか?”
“普通に街中を走った時はどうか・・”
という日常での観点からこのクルマを見ていこうと思います。
なので、恒例とも言えるチャイルドシートも装着して試してみました。

~走ってみて~

とにかく驚くほど街中でも乗りやすく、女性はもちろん誰でもラクに乗れるクルマ、というのが第一印象。

この『ラクに乗れる』というのは実に大きなポイントです。

 スポーツカーというと、どうしても乗り心地が悪かったり、扱いにくかったりするクルマが多いですが、RX-8に関しては本当にそんなこともなく、私のような大人二人、子供一人という家族構成のファミリーのクルマとしても、十分に使える気がしました。
 なにしろ街中で走らせていても乗り心地はフラットで、ゴツゴツした感じもない。だから「これなら安心して子供を乗せられるな」なんて思ってしまったほど気軽に乗れてしまうのです。この点はホント、意外だったし好印象だった部分。それにどんな速度域でも、身体が落ち着かなくなるような動きもなく、リラックスして乗っていられる。これも『ラク』と感じた部分の一つなんです。
 さらに音という部分でも、ビビリ音や振動などは抑えられていて耳に届くのはちょっと太めの排気音のみ。そういったことも、乗り手に疲れを感じさせない要因になっていました。

 走り出しは、ATであってもいたってスムーズ。低速でも扱いにくさはまったくなく、これも街中で運転しやすく感じた部分です。
 追い越し時や高速に乗った時など、アクセルを踏み込むとグングンと加速しますが、この加速感がまた紳士的でとても扱いやすい!ブレーキ、アクセル、ステアリング、どれもがすごくドライバーの動きに忠実で、でもだからと言って、レスポンスが良すぎるほど神経質なわけでもなく、とても懐の深さを感じさせられる乗り味。しかもすごく速いのに、安定感があり、安心して乗っていられる。
 そう、このクルマには『速さ』と『安心感』という言葉が似合います。
だからこそ、誰もが運転しやすいクルマだな、ということを感じました。

 逆にハードなスポーティ走行が好きで、中でもRX-7からの乗り換えを考えているような人には、この安心感や懐の深さが少しつまらなく感じるかもしれません。自分でクルマをねじ伏せて乗りこなす、というタイプのクルマではないですからね。RX-8はすごく大人。“大人の速さとは、安心感のある速さとは、こういうものよ!”とクルマが語っているようなんですよ。

ついつい結論を先に語ってしまいましたが、それほど今までにない乗り味で驚きました。
サーキットも走らせたことがあるのですが、速さやフットワークなどのポテンシャルの高さは絶品。なんか自分のウデが上達したような錯覚に陥ってしまうど、コーナースピードをドンドン上げてもクルマが安定しているんです。サーキットでこれだけ走れるクルマだから、きっと街中となると乗りにくくなるんだろうなと想像していたのですが、それは大間違い。この走りなら、街中でも、誰が運転しても気持ちよく、そして安心して走れる中身になっていました。

気になった部分もいくつかありますが、細かい部分は
この後、一つ一つ順を追って見ていきたいと思います。

次はインテリア~使い勝手、さらにチャイルドシート・装着インプレッションと続きます