渋滞をいかにして乗り切るか? 夏休み中の週末やお盆の時期など、渋滞を完璧に避けるのはなかなか難しいですが、渋滞予測やリアルタイムの道路状況などのデータを賢く活用して、できるだけ渋滞に巻き込まれる時間を少なくして移動することは不可能ではありません。

渋滞予測の的中率は約8割。事前に調べて活用を

お盆の帰省や行楽地へ向かう車などで、激しい渋滞が見込まれる8月の高速道路。まずは「道路交通情報」をチェックしてみましょう。
『夏の観光地の道路交通情報』について

これは、NEXCO東日本や日本道路交通情報センターなどによって発表されたもので、各高速道路下り線の渋滞ピークは8月10日(土)、11日(日)で、上り線は8月15日(木)となっています。渋滞ピークの時間帯などをよく調べてドライブの計画を立てましょう。この時期以外の渋滞予測については、以下で検索することができます。
ドラとら 渋滞予測カレンダー

高速道路以外に観光地周辺の混雑する道路など、一般道の渋滞予測も発表されています。
一般道路渋滞予測

ちなみにこれらの「渋滞予測」は、7~8割以上というかなり高い的中率を誇っています。賢く活用しましょう。

高速に乗り続けるか? 一般道路に降りたほうが早いか?

高速1000円時代は「どこまで乗っても1000円」の恩恵を受けるため、無理やりにでも高速に乗り続ける必要がありました。しかし今ではそのサービスもありませんので、カーナビ等で検索して、「明らかに一般道路が早そう」な表示が出ているようであれば、降りたほうが賢明ということもあります。

ガイドの経験上、高速が混んでいるときには、だいたい、一般道路も混んでいることが多いようです。どちらも渋滞しているなら、無料で走れる一般道のほうが良いのでは? と思う人も少なくないでしょう。

しかし、土地感のない場所でナビを頼りに走るのはなかなか大変なこと。一般道路ですから信号もありますし、自転車や歩行者への配慮も必要。トイレや仮眠場所を探すのも大変です。

一方、混雑はしていてもトイレやガソリンスタンド、休憩スペースや食事場所など、長距離ドライブに欠かせない設備の場所が明確になっている高速道路のほうが、同じ渋滞の中を走る場合でもドライバーの疲労やストレスは少なくて済むと考えられます。渋滞の距離や抜けるまでの所要時間なども常に明確にわかることもありがたいですね。

ハイウェイオアシス、サービスエリアなどを楽しく活用

昨今のSA・PAは、観覧車、遊園地からショッピングモール、グルメレストラン、ホテルやドッグラン、温泉やキャンプ場などを備える施設もあり、大人も子供も楽しい場所になっています。鉄棒やジャングルジムなど公園にあるような遊具施設を備えるSA・PAも増えてきました。

どのサービスエリアにどんな遊具があるか、こちらのサイトで確認できます。
遊具施設(NEXCO中日本)

また、こちらのサイトではサービスエリアやパーキングエリアを設備、目的別に検索できます。
サービスエリア検索(NEXCO中日本)
 

高速道路での渋滞中、給油はどうする?

ガソリンスタンドで給油を待つ車で大混雑

混雑時は給油を待つ車でこちらも大渋滞

大渋滞の中、サービスエリア内のガソリンスタンドでも給油まで1時間待ちというケースがあります。大混雑している場合は、早めに高速を降りて、一般道のスタンドで給油し、また高速に戻る方法もアリです。高速料金は少し多めに(200円程度)かかることもありますが、ガソリン価格の差(高速道路SAの給油所より、一般道路の給油所のほうが安いので)で取り戻せるでしょう。

万が一、ガス欠になってしまった場合は安全のためロードサービスを呼びましょう。JAF会員ならガソリン代の実費のみでOK。損害保険会社の中にはロードサービスの一種としてガソリン10Lをすべて無償で届けてくれるサービスを行っているところもあります(高速道路ではSA以外、年に1回のみ利用など各社制限あり)。

家族や友人との時間を楽しむ高速道路での移動を楽しんで

普段は仕事で忙しく、なかなか会話をすることのできない夫婦や家族同士も渋滞の中では思い切りいろんな話をすることができます。車内で横並びで座っていると、向かい合って相手の目を見ずに話ができるので、話しにくい話題も自然と会話に出てくる効果もあります。パパはひたすら眠気と闘いながらハンドルを握り、ママは助手席で爆睡、子供たちは後ろでDVD三昧……というスタイルを変えて、家族の時間をゆっくり楽しむ機会と考えれば、渋滞もあまり苦痛にならないかもしれませんね。

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