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クロアチアで食べたい伝統スイーツ

旅の大きな楽しみのひとつである食。定番のものからコアなものまで、クロアチアで食べておきたいスイーツを6つご紹介します。 どれを食べても旅の良い思い出、お土産話となること間違いなし! クロアチアにお越しの際はぜひご賞味ください。

小坂井 真美

執筆者:小坂井 真美

クロアチアガイド

クロアチアで食べたい伝統スイーツ

クロアチア料理といえばシーフード料理を思い浮かべる人も多いと思いますが、クロアチアのスイーツと聞くとどんなものを想像しますか? せっかくのクロアチアの旅。ここでしか食べることができない伝統的なスイーツもぜひ試してみたいですよね。スイーツといっても様々な種類がありますが、ここでは定番のものからちょっとコアなものまで、クロアチアを代表する伝統的なスイーツをご紹介します。

クロアチア風クレープ パラチンケ

パラチンケ

クロアチアの定番スイーツ「パラチンケ」。ゴージャスにトッピングされたものもあるが、一般的には中にマーマレードを入れただけのシンプルなものがよく食べられる


クロアチアの定番のスイーツといえばパラチンケ! クロアチア料理のお店や、地元民にも人気の街のレストランに行けば必ずと言っていいほどデザートメニューに載っています。なかにはバナナなどのフルーツやチョコレートソースがトッピングされた、見た目が華やかなものもありますが、マーマレードやチョコレートクリームを生地に塗って丸めたものが一般的。クロアチアの家庭でも、お母さんがよくおやつに作ってくれる庶民的なスイーツです。

ロジャータ

ロジャータ

日本のプリンとよく似たドブロブニク地方の伝統スイーツ「ロジャータ」


パラチンケに続き、クロアチアのスイーツを代表するロジャータ。日本のガイドブックなどではよく「ドブロブニク風プリン」と紹介されていますが、その通りドブロブニク地方に伝わる伝統的なスイーツで、ダルマチア地方でよく食べられています。

日本のプリンにとてもよく似ていて、昔懐かしいカスタードプリンのような味がしますが、伝統的なロジャータにはバラのリキュールが使われていてちょっぴり大人な味わいも。ちなみに、クロアチア語でバラは“ルジャ”と言いますが、ロジャータの“ロジャ”は、このルジャが変化したものなのです。現在では、万人受けするようにとバニラフレーバーがつけられているものも多いようです。どちらにしてもとてもおいしいので、クロアチアでぜひ食べてみてください。

クレームシュニッタ

クレームシュニッタ

フワフワ、サクサクのクレームシュニッタ


クレームシュニッタとはさくさくのパイ生地にたっぷりのクリーム(バニラカスタード風味)が挟まれているだけのシンプルなケーキ。見た目はヘビーかもしれませんが、クリームがフワッフワで、料理でおなかがいっぱいになってもペロッとひとつ平らげてしまえるおいしさなのです。クレームシュニッタはザグレブや他の都市のケーキ屋さんでもよく見かけますが、本場はザグレブ近郊のサモボルという町。筋金入りのクレームシュニッタ好きの中には、わざわざこれを食べるためにサモボルを訪れる人もいるほど。機会があればぜひ一度、本場のクレームシュニッタを食べてみてくださいね。

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