感情はコントロールできない。コントロールするのは「行動」
子どものころからの悲しみや怒りが消えることなく、身体のどこかに残っているとしたら、心身を労る必要があるかもしれません
「感情」は「エネルギー」の一種です。
「感情」のコントロールは、本来できるものではないはずです。地球上でいうところの「天候」みたいなもので、自然と沸き起こるエネルギーなのではないでしょうか。
たまたまコントロールできているのなら
- 無理やり閉じ込める習慣がある
- 溜込んだ感情と心の繋がりを遮断している
- 何とか許容範囲内だからまだ溢れていない
の、いずれかかもしれません。20年以上も生きていると、怒りや、悲しみなどの感情をたくさん体験しているはずです。鎮められたとしても、それは消えたのではなく、奥に閉じ込めただけかもしれません。
アーユルヴェーダの流れを汲むポラリティセラピーでは、その感情が身体に記憶として残っていると考えられています。蓄積されてきた大きな感情のマグマの塊から溢れ出て、「きっかけ」となる外的要因によって、そこに火がついてしまうだけなのかもしれません。
だとしたら、溜め込んだ感情をどうにかするか、これ以上、溜め込まないようにするか、自分の「行動」をコントロールするほうが、現実的なのではないでしょうか。
前出のセラピーとは関係ありませんが、どんな感情が、どのように身体に記憶されているのかを書いた本もあるので、ご紹介します。
次回、彼への「イライラ」どうすればうまくいく?【後編】では、溜め込んだ「感情」との向き合い方や、発散方法、ホルモンバランスなど体調が原因の場合など、「イライラ」とうまくつき合うための、具体的な対策方法についてお話しします。
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