ヤフーやグーグルの検索結果では、ブログやサイトのタイトルが一覧で表示されるため、検索ユーザーにとってタイトルは特に目につきやすい部分であることは間違いありません。また、ブログやサイトのタイトルにヤフーやグーグルで上位表示を狙っている検索キーワードを入れることも、SEO対策では基本だと言われています。
しかし、ブログやサイトのタイトルにキーワードを入れることだけ意識していると、検索ユーザーの為にもSEO対策の為にもならないことがあるのです。
タイトルにKWを入れるだけでは検索ユーザーに嫌われる
特に意味を考えずに、ただ他の人のSEO対策を真似しているというアフィリエイト初心者がたまにいます。そういった方は注意が必要です。「ブログやサイトのタイトルにキーワードを入れるだけでSEO対策になるはず」という考えから、ブログやサイトのタイトルに検索結果の上位表示を狙ったキーワードを入れるものの、肝心の内容がタイトルに入れたキーワードとあまり関連の無いものなってしまっていることが多いからです。
確かにブログやサイトのタイトルにキーワードを入れることは大切です。しかし、内容がタイトルに入れているキーワードと関連性が無ければ、そのブログやサイトに訪れた検索ユーザーにとって良い印象を持たないでしょう。
例えば「青汁の美味しい飲み方」というキーワードで、ヤフーやグーグル検索をしているユーザーがいるとします。そしてあなたのブログのタイトルが「青汁の美味しい飲み方を紹介します!」というタイトルだったとします。でも、実際にブログ記事を読んでみると、ただ単に青汁を売り込みたいだけの文章であったとしたら、検索ユーザーにとっては悪い印象にしかなりません。
検索ユーザーはブログのタイトルに自分が検索している「青汁の美味しい飲み方」というキーワードがあったからブログに訪れたのです。にも関わらず、ブログ記事には青汁の美味しい飲み方に関する内容が一切なく、ただ単に青汁が売り込まれている。これでは騙されたと感じられても仕方ありません。
検索ユーザーが調べている情報を意識しよう
ブログやサイトのタイトルに検索ユーザーが探しているキーワードを含めることで、確かに検索結果一覧で検索ユーザーにタイトルをクリックされやすくなります。しかし、その後ブログやサイトの内容が自分が探している情報と全然違っていた場合、二度と検索ユーザーはそのブログやサイトに訪れなくなる可能性が高くなります。これではせっかくブログやサイトの文章を一生懸命考えたとしても、ただ単に検索ユーザーに嫌われてしまうだけです。
誰だって人から嫌われたくないと思いますし、検索ユーザーに嫌われるためにアフィリエイトをしているわけではないはずです。
でも、早く稼ぎたいと焦れば焦るほど紹介しているアフィリエイト商品を売り込んでしまい、検索ユーザーがどんな情報を知りたがっているのかを無視してしまいやすくなります。
もちろん、ボランティアではなく稼ぐためにアフィリエイトをしているので早く稼ぎたいから、タイトルにヤフーやグーグルで上位表示を狙っているキーワードを入れて、ブログやサイトの内容で売り込みをしてしまう初心者の気持ちも分かりますし、僕も同じような失敗をしてきました。
しかし、もし売り込みではなく検索ユーザーが調べている情報に関連付けて、さりげなくアフィリエイト商品の魅力を提案していたら、報酬に繋がっていたかもしれないと考えた時に、僕は焦って売り込むのはもったいないと思うようになりました。
基本的に売り込まれたい検索ユーザーはなかなかいない為、どんなにアクセスを集めても稼げない。稼げないから焦って売り込みをする。といったような悪循環の陥らないよう、タイトルだけでなくブログやサイトの内容も検索ユーザーを意識しながら、検索ユーザーが知りたそうな情報を書いていきましょう。