ルームシェア・シェアハウス/ルームシェア・シェアハウスの基礎知識

結婚してもシェアハウス!? 当事者インタビュー(2)(2ページ目)

「結婚後もシェアハウスという環境は捨てがたい」ながら、「とはいえ…」と悩むカップルも多いようです。今回は「青豆ハウス」という、一軒ごとに独立した空間ながら“シェア”を実現している事例をもとに、「結婚後のシェア」の新しい可能性を紹介したいと思います。

阿部 珠恵

執筆者:阿部 珠恵

ルームシェア・シェアハウスガイド

― 1階の共有部分に、ピザ窯がありましたね!

ピザ窯作成の様子。ピザパーティーも定期的に開催されているそうです

ピザ窯作成の様子。ピザパーティーも定期的に開催されているそうです

(翼さん)ピザ窯は、みんなで作りました。共有デッキが屋外にあるので、ご近所に迷惑にならないように一日3時間と時間を決めて、そこでピザパーティーもやっています。最近では我が家を“バル”にして、皆を招いたりもしています。今は8軒のうち1軒だけお子さんがいるんですが、その子が私たちの結婚を祝ってくれたときに『青豆ハウスは、みんな家族だからね』って言っていて。

(幸恵さん)みんなが程よい距離感で暮らしている、という感じがします。普段はみんな外に出て働いたりしているので、ウチに閉じすぎず、集まった時にはにぎやかに飲んだり食べたり。お休みの日には友達が来たりして外から話題が入ってくるのもいいところだと思います。

半分プライベートとパブリックを、うまく取り入れた生活

― お隣との距離感が、普通のマンションより随分近い暮らし方だと思いますが、住んでみて大変なことはありますか?

(翼さん)もともと、お隣がどういう人か分かっている暮らしがいいね、とお互い言っていたので、困るところはないですね……。もちろん、生活音が聞こえることは普通のマンションと同じようにありますが、隣に誰が住んでいるか知っていると、気にならない。「●●さん、今日は帰りが遅かったな、忙しいのかな」くらいに感じられます。青豆ハウスの2階部分は、各世帯の玄関の半分がガラス張りで、中の様子が見えるんです。ここが気になる方もいるかもしれませんが、もちろん外から見えない階もありますし、プライベートはきちんと確保されています。

大きなガラス窓が多用された作り。取材時も、住人が手を振りあう姿が見られました

大きなガラス窓が多用された作り。取材時も、住人が手を振りあう姿が見られました

(幸恵さん)(ガラス窓から見える)2階は、私にとっては半分パブリックなスペースという意識ですね。いつゲストが来てもいいように、散らかしてはおけない(笑)。でもその方が絶対面白い。シェアをすることで得られる情報量も格段に増えて、2人暮らしではできないことが、ここではできると感じています。半分プライベートと半分パブリックの生活をうまく混ぜた生活をできればいいですよね。

―――――――
二人の空間を保ちながらも、「半分パブリック」な場を持ち、開かれた生活を送る青豆ハウスと葉栗さん夫妻。夏に外部の人も招いたお祭りの計画も出ているなど、住人同士の繋がりだけでなく、青豆ハウスを起点とした、周囲に開かれた生活が育ちつつあります。そのライフスタイルは「結婚後のシェアスタイル」への大きなヒントとなりそうです。

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