夏休み、親の不在時に子供だけで過ごさせる家庭は、50%超
夏休みの間、いつも一緒にいられるのは理想だけれども
アクサダイレクト生命では、首都圏に住む小学生の子どもを持つ母親624人に対し、夏休み期間中の小学生の過ごし方について調査を実施しました。「夏休み期間中、親が不在で子どもだけになってしまう場合、どう乗り切る予定か?」という問いに対して、回答の多い順に「子どもだけでお留守番をさせる」(50.3%)、「実家、親族、友達などに預ける」(42.9%)、「近所のお友達と遊ばせる」(29.5%)という結果でした。
小学校低学年、高学年を比較すると、「子どもだけでお留守番をさせる」は、低学年の場合は34.3%であるのに対し、高学年は66.3%で大きな差があります。高学年になってしっかりしてくると、お留守番をさせても安心だけれども、低学年のうちは、子供だけでは心配なので、実家、親族などの助けを借りるということなのでしょう。
正社員は、実家や学童保育に頼ることが多い
「子供だけでお留守番をさせる」のは心配だし、「実家、親族、友達に預ける」については、気軽に頼める人が近くにいないという人も多いのではないかと思います。そこで、お金はかかりますが、外部のサービスを活用するという方法もあります。外部サービスとして利用の多い順に、「塾や習い事の夏期講習や夏期集中コースに通わせる」(14.1%)、「公立の学童保育に通わせる」(13.0%)、「子供だけで参加できるキャンプに参加させる」(4.2%)、「民間の学童保育に通わせる」(3.8%)となっていますが、まだまだ少数派のようです。母親のステータス別(正社員、パート・アルバイト、専業主婦)に見ると、正社員の場合は、「実家、親族、友達などに預ける」(53.0%)に次いで、「公立の学童保育に通わせる」(33.3%)となっていて、パート・アルバイト、専業主婦に比べてその割合が突出して多くなっています。これは、夏休み期間に限らず、親が働いていて家を不在にしているので、普段から実家に頼ったり、学童保育を利用したりしている結果といえるでしょう。
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