ダイビングは1年を通して楽しめるレジャーですが、やはり最も活発となるのは「夏」。ダイビングを始めるのにも、国内外のダイビングエリアに潜りに行くのにも絶好の時期ですが、この時期ならではの注意点もいくつかあります。夏のダイビングを快適に楽しむために、以下の5つのポイントに気をつけるようにしましょう。
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夏の海でのダイビングを快適に楽しむための5つの注意点を紹介します。

陸上での暑さ対策は万全に

夏になると気温の高い日が多くなりますが、ダイビングの際にも暑さには要注意。水の中に入ってしまえばいいのですが、陸上での時間、特にスーツを着るタイミングには注意が必要です。この時期はウエットスーツの利用が多くなりますが、水温やダイビングスタイルによってはドライスーツが利用されることもあり、陸上ではかなりの暑さとなります。スーツを着てから水に入るまでの時間が長いと、熱中症や脱水症状などを起こす危険性もあるので、スーツを着るのは水に入る直前がおすすめ。ブリーフィング(ダイビング前の説明)や器材のセッティングはスーツを着る前に行ない、もしスーツを着てから水に入るまでに時間がある場合は、頭から水をかぶったり、風通しのいい日陰で過ごすなどして、暑さ対策をしっかりとしておきましょう。

強い日射しによる日焼けに注意

夏のダイビングでは、強い紫外線にも注意が必要です。短時間でもかなりの日焼けをすることがありますので、日焼け止めはしっかりと。ウォータープロテクト(ウォータープルーフ)タイプの日焼け止めなら汗や水に強く、効果も長続きするのでおすすめです。ブリーフィングや器材のセッティングはなるべく直射日光の当たらないところで行ない、帽子やサングラス、ラッシュガードなどの日焼け防止グッズもうまく使うこと。また、ボート上の風通しのいい場所や、スノーケリングなどで水に浸かっていると、気づかないうちに日に焼けていることもあるので気をつけましょう。

こまめな水分補給を心がけること

こまめな水分補給は、暑さによる脱水症状を防ぐだけでなく、減圧症を防止する観点からも有効です。「ダイビング中にトイレに行きたくなると困るから」と、ダイビング前の水分補給を控える人がいますが、きちんと水分をとっておくことはとても重要。ダイビングの直前にトイレに行くようにしておけば、よほど長時間のダイビングでない限り、まず大丈夫ですし、いざというときは水中でしてしまうのも止むを得ません(ウエットスーツの場合ですが)。それよりも、脱水状態でのダイビングは減圧症につながりやすいというデータもあり、ダイビングの安全に影響が出るほうが問題です。ダイビング前にきちんと水分補給をしておきましょう。
⇒スキューバダイビング中にトイレに行きたくなったら?

夏はクラゲのシーズン!?

夏の海の風物詩ともいえるのが「クラゲ」。ほとんどのクラゲは水面近くを漂っているため、水面や浅場を泳ぐときなどに注意が必要です。毒を持つクラゲとして注意したいのが、アンドンクラゲやカツオノエボシ、沖縄ではハブクラゲが夏の時期に多く、刺されないように気をつけたいもの。水温が高くても、長袖のスーツで肌をしっかりと守り、手にはグローブを着用。クラゲの触手が顔に触れないように、周囲に気をつけながら泳ぐようにしましょう。なお、万が一クラゲに刺された場合、クラゲの種類によって最適な対処法は変わってきますので、早めに病院で医師に診てもらうことをおすすめします。
⇒スキューバダイビングの天敵であるクラゲの対処法

海岸沿いの道はかなりの渋滞も

夏の海水浴シーズンは、海岸沿いの道が大渋滞。ダイビングエリアへの道も渋滞することが多く、移動にかなりの時間がかかります。現地のダイビングサービスに申し込み、集合時間が決まっている場合は、いつもより余裕を持って出発しないといけないですし、そのために睡眠時間が短くなることのないよう前日は早めに就寝するなど、スケジュールにも工夫が必要。けっして無理をせず、余裕を持ってダイビングを楽しんでください。



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