天下分け目の夏の陣

進路選択をする上で、夏休みにあたる7、8月の過ごし方が大切なポイントになることは皆さんご存知ですよね。

ひまわり

活動期に入りました

就職希望の高校生でしたら、7月1日から就活が解禁となり企業訪問へと動き出します。大学受験組の方は、学校の授業ペースの勉強から予備校の夏期講習などに切り替え、一気に志望校対策モードにレベルアップします。

それでは、専門学校を考えている方の夏対策とは何でしょう。

それはズバリ、行動量で勝負です!

百聞は一見にしかずの例えが一番多く使われるのもこの時期です。百回聞くよりも、実際に見る一回には及ばないということなのですが、専門学校希望者はパンフレットを百回見る、眺めるよりも、一回でいいから希望校のイベントに参加する、行動することに勝るものはありません。

バラエティに富んでいる専門学校の夏のイベント

イベントフライヤー

内容を確認しましょう

この夏、多くの学校がイベントを開催しますが、大学はオープンキャンパスと謳っているところが多く、専門学校は体験入学、オープンキャンパス、オープンスクール、学校見学会、学校説明会等と様々です。体験授業の内容も学科ごとに異なるのはもちろんですが、同じ学科でも日によって違う講座になり、とにかくバラエティ溢れるメニューとなっています。

そこで、専門学校の体験入学へ参加する際に押さえておきたいポイントを[体験入学参加心得五箇条]としてお伝えします。

心得其の一、体験入学で何が体験できるか?

当然、体験入学なので、その道のプロの先生が行う模擬授業のイメージが強いかもしれませんが、それだけではなく施設見学、個別相談、在学生との懇談、学食体験、保護者向け説明会と趣向が凝らされています。授業も同じ学科でも、複数のメニューが用意されていて選択制になっている場合がほとんどです。

心得其の二、何校くらい行くもの?

ここ数年の傾向として、5~6校が一般的で、その中から2校程度に絞り込んだら、何度もリピーターとして参加して最終出願校を決定していくケースが増えてきています。専門学校も初参加者とリピーターに関してはメニューや受付も別で対応するところがあります。

また、同分野の学校に幾つか行くことで、それぞれの学校が持つ独自の雰囲気が自分に合うかどうかの確認も大事です。職員の対応一つにしても、若いスタッフが多く、フレンドリーな学校もあれば、役所の対応のように誠実かつキッチリとした仕事ぶりが伝わってくる学校もあります。パンフ、HPから受けたイメージのギャップは建物、設備などのハード面にはよくありますが、そこの学生、職員といったソフト面でも意外とあるものです。


心得其の三、友だちと参加してもいいの?

初めての学校ならば、自分一人では人見知りがちになるので友達と参加するのは大いに結構なのですが、リピート参加の段階に入ってきたら是非とも親と一緒に参加してください。学費納入のスケジュールや就職バックアップ制度、奨学金制度など大人の視点からの検証も必要です。

心得其の四、申し込みの前に、やっておきたいことって?

募集要項

シンプルな冊子です

申し込む前にやっておきたいのが、事前の資料請求です。専門学校の資料の中に必ず入っているのが、[募集要項]と書かれている冊子です。それには入試の内容、出願スケジュール、学費、学科の定員など学校の実務的な詳細が明記されています。よく読むと、自分に有利な入試方法や学費免除に関することまで、押さえなくてはいけない項目がいくつもあります。保護者と一緒に読み込んで、個別相談で確認できるぐらいになっておきたいものです。

体験入学の参加特典として、実際にある例を挙げてみます。
・AO入試の受験資格が与えられる
・入学選考の際の面接や実技試験が免除される
・入学選考料が免除される

心得其の五、効率よく参加するコツは?

看板

きちんとシュミレーションしましょう

いかに行動量が勝負です!といっても、動いた分だけ発生するのが交通費です。

ところが、その交通費を安く押さえることも可能です。地方から都心部への学校へ参加する場合に適用されるケースが多いのですが、おおまかに3種類あります。

・自宅近くの街から学校までの無料送迎バスが出る
・交通費補助とて、実費もしくは決まった額が補助される
・自宅近くから学校までの送迎をやってもらえる

そこまでやってもらって、出願しないと申し訳なく思いがちですが、そんなことはありません。学校側にしてみれば、多勢の人に来て欲しいという学生支援の一環になっているだけです。

失敗は成功のもと、ではなく、後悔先に立たず、が体験入学参加の意義

何はともあれ、学校選択の失敗は、入学後にしか分かりません。そして、残念ながら、納めた学費とかけた時間は戻ってきません。別な言い方をすれば、参加して失敗はないのが体験入学です。ミスマッチを防ぎ、夢を叶える進路選択につなげるためにも、この夏の行動量がモノをいいます。迷うぐらいだったら、行動あるのみ、参加するのみです。

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