照明・LED/LED照明

デザインと機能が進化した、LEDソーラーライト(2ページ目)

ソーラーライトは太陽エネルギーを電気エネルギーに変換して光を出す照明器具です。近年、発光効率の高いLEDランプの普及とともにそれらの性能が高まっています。輝きの演出を楽しむものから明るさの得られるタイプまで種類がありますが、今回は光の色と輝きの演出を可能にしたソーラーライトを紹介します。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

カラフルなLEDソーラーライト 「ソーラーブリック」

ソーラーブリック

写真2.「ソーラーブリック」 左:角型(サイズは2種類) 右:丸型 各々4色ある

LEDソーラーライトの中で、世界20ケ国以上で使用されているボーダレスなアイテムに、マテリアルワールドから発売されている「ソーラーブリック」があります。

これは夜間自動点灯(夜間でも200ルクス以上ある場所は点灯しないこともある)外構用のソーラーライトです。カラフルな輝きが特徴で、夜の空間を楽しく演出してくれます。

ソーラーブリック丸型

写真3.ソーラーブリック丸型の施工例。床面のデザインを生かした光になっている。

「ソーラーブリック」はソーラーパネル一体型の器具で、パネルの存在が目立ちません。

シンプルなデザインなので器具を床面に埋設したり(埋設工事は取り付け場所によって注意事項があります)、地面などにそのまま置いたりして使うことができます。

器具の形状は丸形(直径80mm)、角形(100mm角、200mm角)があり、昼間、直射日光のよく当たるところに設置すれば、夜間の点灯時間はより長くなります。

光の色はアンバー(電球色)、白、青、そして緑色がありますので、用途に応じてふさわしい色の選定が望まれます。(写真2・3)

例えば公共的空間で夜、人を誘導するための照明があります。暗いところでは青の光が明るく見えるので(これをプルキンエ現象という)それらの色で発光する器具を路面に埋め込み、連続配灯することが勧められます。
ソーラーブリック角型

写真4. ソーラーブリック角型を使用した誘導照明


「ソーラーブリック」は器具自体の輝度が高くなっています。したがって青色以外の光も夜間は目立ちます。(写真4)

また「ソーラーブリック」は水中に入れて使うこともできます。水の透明度が高ければ水深10cm以内で発光させることを可能にします。あらかじめ日当たりのようところで充電してから、水中に入れればより効果的です。

ソーラーライン

写真5.「ソーラーライン」 こちらも4色あるので、ブリックと合わせて使いやすい

マテリアルワールドが今回新たに開発したアイテムに業界初の線形デザインの「ソーラーライン」があります。

これはシャープなフォルム(幅60mm×長さ450mm×高さ45mm)で、他のソーラーライトに比べ比較にならない明るさと連続点灯時間(15時間以上、充電時間は晴天時で2時間/雨、曇天時で8時間)をもちます。(写真5)

私たちの暮らしはこれからエネルギーのことを真剣に考えなければなりません。こうしたソーラーエネルギーを利用した製品がつくりだす未来の姿は創造するだけで気持がわくわくします。

上記2種の取扱い及び問合せ先HP:マテリアルワールド
メール:info@materialworld.jp
電 話:03-5772-3030

写真2.5提供:株式会社TIME&GARDEN

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