鰻が絵柄の記念切手と出会う
今回はAll About「散歩」ガイドの増田剛己さんと、「切手収集」ガイドの板橋祐己さんが切手散歩をするということで、ご一緒させていただいた。東京丸の内KITTEに集合し東京郵便局内を案内してもらう。切手収集家のあいだでは、記念切手と記念はがきに風景印を押してもらい、同行した人がサインをして楽しむのだそうだ。郵便局の記念切手を眺めていると板橋さんが「うなぎの切手」もあるのだという。これは見ておかなくていけない。向かった先は東京駅八重洲大丸のコインショップ、鰻が絵柄になっている切手と出会う。魚介シリーズ12枚セットで540円。これはコレクションとして持っておいてもよいかもしれない。鰻これくふうてやくのむな
切手の散歩は続く。ちょうど昼時、場所は東京八重洲。鰻を食べに行こうということになり老舗「鰻はし本」へ向かいたいのだが、お店の場所が定かではない。そこで増田さんにご支援いただき無事に到着。八重洲の繁華街路地裏の鰻はし本の創業は1947年(昭和22年)だ。重厚感のある木製の看板、二階には葦簀がかけられ風情もある。店前の木札には「鰻これくふうてやくのむな」とある。今風に言えば、鰻を食べていればサプリは飲むことないよ、と言ったところだろうか。なかなか粋である。老舗のランチうな丼が用意されている
店内はテーブル3卓ほど、2階には座敷席があり宴会や商談に利用されるようだ。昼のランチ時だが、ちょうど4人席が空いたところ、運がよい。店外に出ていたメニューによると、うな丼2000円(半身)から、うな重(い)3300円(1尾)、(ろ)4500円(1.5尾)、(は)6000円(2尾)とあり、肝吸いは別。店内のテーブルの上には、11:00~15:00までのランチメニューとして鰻鳥丼、鰻玉丼、鰻山かけ丼、まぶし丼、うな丼が用意されている。それぞれ1300円から1500円でいただけるのだ。ランチうな丼1500円(半身)をお願いする。お手頃価格でトロッと上品なうな丼をいただける
待つこと10分、うな丼登場。皮は薄くやわらかい。身はやや小ぶりで薄めなのだが、トロッと柔らかい。タレはさっぱりした醤油系辛め、上品あっさりなうな丼だ。ご飯に程良くタレが染み込み、ご飯もすすむ。肝吸いは付かないが出汁のきいた吸い物が付いてくる。さらにサラダもいただけるのは嬉しい。半身の蒲焼だが、このお値段でトロッと上品なうな丼がいただけるのはありがたい。江戸川橋の「はし本」について女将さんに訪ねたところ、関係は無いそうだ。食事を終え店の外に出ると雨。これからスカイツリーソラマチ郵政博物館へ向かう。この切手と郵便の散歩の詳細は、増田さんの記事「東京駅からスカイツリーまで切手とうなぎの散歩」でお楽しみいただけます!
■鰻はし本
住所:東京都中央区八重洲1-5-10
電話番号:03-3271-4720
営業時間:月~金11:00~22:00(LO21:00)土11:30~15:00(日曜日・祝日定休)
地図:Yahoo!地図情報
URL:http://www.unahashi.com/