バリ島でシェアナンバー1の「ビンタンビール」
南国の気候と軽い飲み口がピッタリなビンタンビール
青い海を眺めながら、あるいは落ちゆく夕日を観賞しながら、ビールいただくのは最高の気分ですね。休日のリゾート気分がさらに盛り上がります。
「ビンタンビール」を消費しているのはもっぱら観光客か、あるいは在住の外国人です。ビンタンビールの他にも「バリ・ハイ」という銘柄がありますが、置いている店は少ないです。海外からの輸入ビールもありますが、関税をかけられて缶ビールでさえも5万ルピア(約520円)前後、と高いので、よっぽどのこだわりがないかぎりはバリ島では「ビンタンビール」が選ばれます。
「ビンタンビール」の味に熱狂的なファンがいるのか、そのロゴが特別に好まれているかはわかりませんが、ビンタンビールのマークをプリントしたTシャツやタンクトップなども土産物店に並んでいます。バリ島イコール「ビンタンビール」のイメージなのかもしれません。
バリ島の意外なお酒習慣
地元のバリ人男性はお祭りなどの後の宴会の席の他、日常的にお酒を飲む習慣はあまりありません。日本のように会社帰りにどこかで仲間と一杯という楽しみ方にも興味がなく、家庭をもったバリ人男性は基本的に一人で飲みに行くということはしません。アルコールを飲むなら自宅で誰か親戚などが訪れたときにとなります。最近はバリ人女性もすすめられてビールを一杯くらいは飲む人もいますが、残念ながら文化的に酒を飲む女性の印象はあまりよくありません。アルコール規制により、コンビニでビールが置いていないことがあるので、スーパーマーケットで購入するのが無難です
ガイドもビンタンビールが大好きでレストランに入ると真っ先に大瓶の価格を確認します。だいたいどれくらいの値段をつけているかで、その店の価格利益率がわかるほどになりました。バリ島では価格競争ということをあまり店側も意識しないのか、ビールの値段も店によってかなりの差があります。全く同じビールなのに、高級ホテルだと税金込みで2倍~3倍もの価格のこともあり、正直言って驚いてしまいますね。
(※情報は2015年5月現在)