バリ島/バリ島のグルメ・レストラン・屋台

バリ島でビールと言えばビンタンビール

バリ島で有名なビールは「ビンタンビール」。軽い飲み口で、女性でも飲みやすい苦みが少ない味です。青い空、青い海を目の前にリゾート気分でビールを昼間からグビリといただくと最高の休日気分ですね。汗で出てしまうのか、たくさん飲んでもそれほど酔わない気がするのは、気のせいでしょうか?ビーチを目の前にのんびりと時間を気にせずに飲むビールは格別ですね。

プトゥ ヒロミ

執筆者:プトゥ ヒロミ

バリ島ガイド

バリ島でシェアナンバー1の「ビンタンビール」

ビンタンビール

南国の気候と軽い飲み口がピッタリなビンタンビール


ビールundefinedリゾート気分

青い海を眺めながら、あるいは落ちゆく夕日を観賞しながら、ビールいただくのは最高の気分ですね。休日のリゾート気分がさらに盛り上がります。

ビンタンとはインドネシア語で星の意味、ボトルのマークは赤い星印のラベルです。「ビンタンビール」が市場を独占しているといってもいいくらい、どのホテルにも、レストランにも置いてあります。かなり軽めで苦みも少なく、くせがない味。夏の暑い気候にピッタリです。汗をかき喉が渇いて飲むビールの冷たいのどごしは最高ですね。

「ビンタンビール」を消費しているのはもっぱら観光客か、あるいは在住の外国人です。ビンタンビールの他にも「バリ・ハイ」という銘柄がありますが、置いている店は少ないです。海外からの輸入ビールもありますが、関税をかけられて缶ビールでさえも5万ルピア(約520円)前後、と高いので、よっぽどのこだわりがないかぎりはバリ島では「ビンタンビール」が選ばれます。

「ビンタンビール」の味に熱狂的なファンがいるのか、そのロゴが特別に好まれているかはわかりませんが、ビンタンビールのマークをプリントしたTシャツやタンクトップなども土産物店に並んでいます。バリ島イコール「ビンタンビール」のイメージなのかもしれません。

バリ島の意外なお酒習慣

地元のバリ人男性はお祭りなどの後の宴会の席の他、日常的にお酒を飲む習慣はあまりありません。日本のように会社帰りにどこかで仲間と一杯という楽しみ方にも興味がなく、家庭をもったバリ人男性は基本的に一人で飲みに行くということはしません。アルコールを飲むなら自宅で誰か親戚などが訪れたときにとなります。最近はバリ人女性もすすめられてビールを一杯くらいは飲む人もいますが、残念ながら文化的に酒を飲む女性の印象はあまりよくありません。

ビンタンビール

アルコール規制により、コンビニでビールが置いていないことがあるので、スーパーマーケットで購入するのが無難です

バリ人がお酒を飲むのは、食事が終わってからの席。食事と一緒にアルコールを飲む習慣はないようです。一般的によっぽどのお金持ちでない限り、バリ人は食事で贅沢にお金を使うということをしません。「ビンタンビール」の価格はスーパーマーケット買うと大瓶一本約280円くらいします。ご飯と複数のおかずがセットがになっているナシチャンプルという食事が一人前1万5000ルピア(約160円)くらいで買えることから比べても、ビールは高級な嗜好品です。男性達が集まってお酒を飲む場合は、ウンタルという名前のヤシの木からとれるトゥアックという自然発砲酒を飲むか、あるいはそのトゥアックを蒸溜したアラックというアルコール度数が高い酒を飲みます。アラックは自家製のお酒ですが、純度の高いアラックはアルコール度数が40度ほどもあるそうです。

ガイドもビンタンビールが大好きでレストランに入ると真っ先に大瓶の価格を確認します。だいたいどれくらいの値段をつけているかで、その店の価格利益率がわかるほどになりました。バリ島では価格競争ということをあまり店側も意識しないのか、ビールの値段も店によってかなりの差があります。全く同じビールなのに、高級ホテルだと税金込みで2倍~3倍もの価格のこともあり、正直言って驚いてしまいますね。

(※情報は2015年5月現在)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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