カレー/おすすめカレー店

日本で一番インドに近いインドレストラン「ムンバイ」(2ページ目)

九段下のインド大使館隣にあるムンバイは、お酒と合わせるメニューが豊富にあってインドにある居酒屋を彷彿させます。インドのフュージョン料理というところでしょうか。カレーにも安定感があり、ナンやチャパティーと一緒に頂きます。

シャンカール ノグチ

執筆者:シャンカール ノグチ

カレーガイド

フュージョン料理もある

レンコンキーマ

レンコンキーマ

LOTUS ROOT KEEMA FRITTERS(レンコンキーマ)はレンコンの歯ごたえがよく、レンコンの穴にキーマカレーを埋めて、はさみ揚げしています。ここまで食べたメニューはインドの居酒屋にでも迷い込んだようでもありますが、居酒屋というところはインドにはあまりないのです。

ここムンバイではインドの居酒屋のように楽しめるメニューがそろっていますので、スパイスを効かせたフュージョンメニューとでもいいましょうか、目新しいものばかりです。カレーとナンの注文をと思い、オーナーのポピーさんにカレーについて聞いてみるとブラックペッパーチキンカレーは母の味とお話を聞かせてくれました。

ブラックペッパーチキンカレーは母の味

ブラックペッパーチキンカレー

ブラックペッパーチキンカレー

お母様が唐辛子より黒胡椒の方を好んで料理をしてくれたそうで、特にブラックペッパーチキンカレーは得意料理の一つだったということです。ポピーさんは幼い頃からブラックペッパーチキンカレーが大好きな料理だったので必ずお店のメニューに加えたいと考えていて、メニュー化のためにムンバイシェフの皆さんに伝授したそうです。辛味の中に優しさを感じる味わいに仕上がっています。

 

マトンララ

手前マトンララ

MUTTON RARA(マトンララ)は挽き肉のカレーにさらにマトンがトッピングされています。手食でナンと合わせて食べるとさらに美味しく食べれます。

 
CURRY3 KIND

(写真左)本日ダルカレー、(写真中央)パラックパニール、(写真右)あさりのカレー

PALAK PANEER(パラックパニール)はインドの自家製カッテージチーズが入ったほうれん草カレーです。ほうれん草カレーがあるとグリーンの色がテーブルを華やかにしてくれます。ナンとも相性がいいカレーだと私は思います。

CLAM CURRY(あさりカレー)はアサリのコクと旨味がたっぷりのカレーです。辛味を効かせて食べるとアサリダシと相まって食が進みます。チャパティーと合わせて食べるのもいいし、ライスにも良く合います。チャパティーはナンに比べ素朴な味わいですが、カレーを素直に引き立ててくれます。


TODAY’S DAL CURRY(本日のダルカレー)はその日の豆によって野菜とスパイスをアレンジして作られたカレーです。ダルカレーは肉カレーと交互に食べることをおすすめします。よく煮込んであるので消化にやさしいので、シンプルな味わいも含め、ダルカレーをオーダーするとよいでしょう。
 

ポピーさんとムンバイ

オーナーのポピーさん

オーナーのポピーさん

オーナーのポピーさんはお父様の仕事の関係で学生の頃日本に来日しました。それからずっと日本に滞在していますので、語学堪能であり、想像力、バイタリティーに溢れている方でした。料理を作ったり、食べたりすることが好きなことがメニュー提案に繋がっているでしょうし、今後はいろんな企画もあるということで、これからのインド料理ムンバイの動向が楽しみでなりません。


 
■ムンバイ
・住所:東京都千代田区九段南2-2-8
松岡九段ビルB1F
・TEL:03-3261-2211
・営業時間:11:00~22:00
ランチ営業、日曜営業
・定休日:不定休
・地図:Yahoo!地図情報
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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