インド大使館隣にあるインド料理レストラン「ムンバイ」
日本で一番インドに近いインドレストランという、とてもキャッチーな「ムンバイ」での食事は、辛いだけがカレーじゃないということを実証しているのではないかと食事中に感じました。カレーは辛いというイメージは、カイエンペッパーパウダー(唐辛子)の辛味からきています。カイエンペッパーは発汗を促すスパイスで、汗孔が開いたままで汗をかき過ぎて体を冷やしてしまうので、取りすぎはよくないと言われています。ここムンバイの料理は、素材によってスパイスを変えたり、料理によって使用するスパイスを選んでいます。「カイエンペッパーを効かすだけじゃなく、コリアンダー、クミンシード、カルダモン、クローブ、シナモン等を取り入れて香りを感じさせるなど、スパイスの組み合わせが肝心なの」とオーナーのポピーさんが話していました。ポピーさんの指導のもと、上手に作られている料理のようです。まずライトスパイスのおつまみメニューをビールやカクテルと合わせ今回はスターターとして食べてみました。
豊富にそろえたスターターメニュー
キングフィッシャービールはインドの定番ビールで、インドのスターター料理と一緒に飲むと気分が盛り上がります。そのビールに今回合わせたメニューがスプーンで食べるCHANA CHAT(チャナチャット)でひよこ豆とトマト、タマネギ、きゅうりにチャットマサラを振りかけたまろやかな味のサラダです。
MASALA CORN(マサラコーン)は若干スパイシーさを感じることができるあっさりとした食べやすい料理で、どんどんスプーンですくって食べたくなります。
SPICY CHILLI POTATO(スパイシーチリポテト)はムンバイの人気メニューと聞きました。
MASALA OKRA(オクラのマサラ炒め)は素揚げしたオクラにレモンの酸味とニンニクを効かせたクセになる一品です。
ACHAR PLATE3種(写真上)チリーアチャール(辛味漬け)、(写真左)マンゴーアチャール(辛味漬け)、(写真右)マンゴーチャツネ(甘味漬け)の3種入ったインドの漬けもの皿。ひと味加えたい時にこのお皿注文すると良いです。自分でそれらを加えて味を作って食べる楽しさがあります。