スウェーデン/スウェーデン基本情報

スウェーデンのお酒事情(2ページ目)

税金が高いことで有名なスウェーデン。お酒も例外ではありません。値段が高く、 簡単に手に入らないお酒。ちょっと変わったスウェーデンのお酒事情、お酒の買い方、飲み方、ガイドおすすめのお酒を一挙にご紹介します。

サリネン れい子

執筆者:サリネン れい子

スウェーデンガイド

スウェーデンでお酒を買うには

systembolaget

スウェーデンで3.5%以上のお酒が買える専売公社、システムボラーゲット

スウェーデンでは、アルコール含有率によってお酒を買う場所が分かれています。アルコール含有率3.5%以下のものは、スーパーマーケットやガソリンスタンドなどで、アルコール含有率がそれ以上になる全ての酒類は国営の専売公社、システムボラーゲット(Systembolaget)で購入することになります。緑の看板が目印のシステムボラーゲットは、街の中心やショッピングモールの中にあるので、旅行者でも見つけやすいと思います。

アルコール中毒者の増加や未成年の飲酒が社会問題になっているスウェーデンでは、お酒の販売において日本よりも厳しい決まりがあります。システムボラーゲットは、店舗によって多少異なりますが、一般的な販売時間は平日10時から18時まで、土曜日は10時から15時までと決まっており、日曜日や祝日は開いていません。酒類購入の際には、買いそびれることがないように営業時間にご注意ください。また、購入時にレジで20歳以上であるという証明を求められることがありますので、念のため身分証明書になるパスポートなどを必ず持参しましょう。

スーパーマーケットやガソリンスタンドなどでのお酒の購入に時間の制限はなく、お店が営業していれば買えます。購入時に加算される缶やペットボトルリサイクル料金は、飲んだ後に後日スーパーマーケットのリサイクルマシーンに戻せば、1缶につき1スウェーデンクローネが戻ってきます。

日本へのお土産用にお酒を購入するには

snapsliten

お土産にぴったりなスナップスの小瓶の詰め合わせ

日本へのお土産、自分への持ち帰り用にお酒を購入する場合は、空港の免税店でスウェーデン国内のみならず、世界の有名なお酒を買い求めることができます。空港の免税店で購入したお酒は液体物になりますので、乗り継ぎ便の経由地によっては、機内へ手荷物として持ち込むことができない可能性があります。購入の際に経由地を告げ、機内持ち込みが可能かどうかを確認してから購入しましょう。

街で購入したお酒はしっかりと梱包して、預けるスーツケースに収納。最近は、旅行用のお酒梱包ビニール袋もありますので、うまく利用したいですね。ちなみに、日本帰国の際には、1本760ミリリットル以内のお酒を3本までなら税金が課されることはありません。

次に、ガイドおすすめのお酒をご紹介します。
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