ホームページ作成/レイアウトの作成・調整 (HTML,CSS)

1画面ずつスクロールして進むウェブページを簡単作成

企業の製品紹介サイトなどでは、画面全体に文字や画像を大きく配置し、1画面ずつスクロールして見せるデザインのウェブページをよく見かけます。そのような「1画面単位で滑らかにスクロールして画面が切り替わる」デザインのページを、jQueryを使って簡単に作成してみましょう。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

上下に1画面単位で大きくスクロールして見せるウェブページ

1画面ごとに製品特長などを大きく見せるデザインのウェブページ (Google Nexusでの例)

1画面ごとに製品特長などを大きく見せるデザインのウェブページ (Google Nexus5サイトでの例)

大きな文字や画像を使って、1画面単位でスクロールして見せるページがよくあります。企業の製品紹介サイトなどで、特によく見かけるのではないでしょうか。例えば右図のページでは、右下に常に見える下向き矢印をクリックすることで1画面ずつスクロールし、次々に情報や画像が表示されます。

このような感じの「1画面単位でスクロールしていく」ページを作ってみましょう。この種のサイトでは、パララックス(視差)効果を使った複雑なページも見かけますが、ここではただ「1画面分ずつスクロールするだけ」のシンプルなページを作ります。


 
スクリプト(jQuery)を活用して、簡単に作成!
1画面単位でスクロールするページを作成する際に便利な「jQuery Scrollable Link」のデモページ

1画面単位でスクロールするページを作成する際に便利な「jQuery Scrollable Link」のデモページ

1画面単位でスクロールさせるページを作る際に便利なスクリプトとして「jQuery Scrollable Link」があります。右図は、配布サイトにあるデモページです。メニューバーや画面下部の矢印をクリックすると、1画面単位で滑らかにスクロールして表示内容が切り替わります。

このスクリプト(jQueryプラグイン)は、簡単に言えば「リンクをクリックすると、指定のボックスまで滑らかにスクロールする」という単純なものです。シンプルな分、読み込むスクリプトは軽量(約0.7KB)で、記述するHTMLも短いソースで済みます。


 

1画面単位でスクロールして見せるサンプルページ

本記事でサンプルとして作成したページは、下図の通りです。閲覧者のウインドウサイズがどれくらいであっても、必ず「1画面分」の高さが確保されるように作成しています。

本記事で作成するサンプルページ

本記事で作成するサンプルページ


上図のサンプルページでは、画面上部に固定されたメニュー項目や、各ページ下部にある矢印リンクをクリックすると、大きくスクロールして1画面単位で閲覧ができます。このサンプルページを実際にブラウザで表示してみるには、以下のサンプルページをご覧下さい。
http://guide.withabout.net/guide/gp332/444094/sample.html

1画面単位でスクロールするページを簡単に作成する方法

今回は、1画面ずつ上下に大きくスクロールして見せる上図のウェブページを作成例にして、スクリプト「jQuery Scrollable Link」の設置方法と使い方、カスタマイズ方法などについてを1ステップずつ解説致します。

それでは、次のページから「jQuery Scrollable Link」を使ったページ作成方法を順に見ていきましょう
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