ファイト餃子でランチをいただく
都電荒川線の線路が見えてくる。そうそう、ここも越えていくんだよねぇ。左側にホームが見える。この写真とは逆方向に庚申塚の王子方面のホームがある。ここに「いっぷく亭」という甘味処がある。以前記事にしているが、この日はお休みだった。
都電荒川線の線路を超えると、右側にお店が見えてきた。かつて編集者Kが「ここなんです」と指さしたことを思い出した。その時から外観は変わっていない。
「餃子屋さんなんだ」と僕は言い、編集者Kが「なんで、ファイトなんですかねぇ」と言った。この看板を見て、アレッと僕は思った。「ファイト餃子店」と書かれた上に「ホワイト餃子チェーン加盟店」とあるではないか。それを指摘すると編集者Kは「ホワイトとファイトですか。なんでなんですかね」と笑った。僕も笑った。というわけで、あの日と同じ餃子定食を注文。
ご飯にお味噌汁、お新香、餃子がつく「餃子定食」
独特なルックス。普通の餃子とはまったく別物だ。ちょっとパンのような皮で、中が空洞になってて、その下部分に餡がある。
1971年(昭和46年)に創業の「ファイト餃子」さん、店内で食べるだけではなく、テイクアウトする人も多い。以前食べた時もこの日も、何人もの人が生や焼いた餃子を買いに来ていた。餃子を食べながら、編集者Kは、「この店、実は同棲している彼女に教えてもらったんですよ」と言った。なんだか、人に教えたくなる餃子だね。
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