建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

変化に富んだ床レベルを楽しむ[カシャノイエ](4ページ目)

起伏の多い外観に負けず劣らず、内部も様々な床レベルのある賃貸併用二世帯住宅。地下から3階の一部がワンルームとメゾネットの賃貸アパート、3階と4階にオーナーの家族が暮らすコンクリート住宅です。

執筆者:川畑 博哉

段差が空間を分ける


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301
1. 301号室。西側から東側を見る。床から約2mの高さで宙に浮くロフト。コーナーは直径19mmの2本の丸鋼で吊られている。
2. 東側から西側を見る。キッチンの背後に水回りが控えている。
写真:FOTOTECA
201
3. 201号室。キッチンがある東側から西側を見る。一段高くなった寝室の下はトランクルーム。写真:FOTOTECA
202
4. 202号室。寝室から階段を介して北東側のLDKを見る。手摺の付いた高さ1.6mの収納が部屋を分ける。
5. バルコニーのある寝室。床下はトランクルーム。
写真全て:FOTOTECA
203
6. 203号室。南側のLDKから北側の寝室を見る。
7. 寝室からLDKを見下ろす。床下はトランクルーム。
写真:FOTOTECA


3階の北西の一画と2階は広いワンルームの賃貸です。どの部屋も約1mの段差が部屋を分けています。3階の北西の角部屋には、水回りとキッチンが一体になった白いブースがあり、宙に浮くロフトが付きです。
2階の3室にはいずれも床が1段高くなった約5.5帖の寝室があり、その床下が収納スペースになっていて、十分な収納力を備えています。

◆建築データと建築家プロフィール


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