マイホーム購入の諸経費=税金+ローン経費
マイホーム購入にかかる諸費用は物件ごとに違ってくる。事前に充分チェックしておきたい
これらの費用、大きくわけて税金と住宅ローン関連の2つになります。
税金は初期に必要
印紙税、登録免許税、不動産取得税などが必要となってきます。これらは、売買契約や登記の手続きに必要になります。物件の引渡し前(それも初期に)必要になりますので、準備をしておきたいものです。また、登記において司法書士の報酬も必要になります。
ローン経費は銀行によって差が
住宅ローンの借入れ時にもお金が必要になりますよ。ローン保証料は、返済保証を保証会社にした時に必要になるお金です。金融機関によっては、この保証料がいらないところもあります(フラット35など)。また、返済中に死亡した時にローン返済が免除となる団体信用生命。この保険料も支払う必要があります。ただし、この保険料が金融機関で負担されるところもあります。金融機関選びは慎重にしたいですね。
また、火災保険料も必要となります。住宅ローンに関わる費用は、金融機関によって差がでてきますので充分注意をしておきましょう。
そのほかにも、仲介会社を利用する場合は仲介手数料、マンションの場合は修繕積立金、戸建ての場合は水道加入金などが必要になる場合もあります。それぞれ、どれくらいの費用が必要になるのかは、物件を選ぶ最初の段階で確認しておきましょう。
諸費用は物件価格の10%準備したい
マイホームにかかる諸費用を見てきましたが、いったいいくらかかるのでしょうか?目安として、物件価格の10%と考えておくといいでしょう。
実際にかかる税金やローン諸経費は、新築住宅は購入物件の3~7%、中古住宅は6~10%といわれています。このほかにも、引越しやカーテンなどの家具備品などをが必要になってきます。
マイホーム購入時には、諸費用として1割は準備しておきたいもの。住宅ローンの頭金は2割が目安でした。合計で、物件価格の3割は現金で準備したいですね。
新生活がマイホームで順調にスタートできるように、しっかりと資金の準備をしておきましょう。