「今日」を無数に積み重ねたものが将来を作る

子供時代の遊び方に将来へのカギが!

子供時代の遊び方に将来へのカギが!

人間の一生というのは当然ながらつながっています。1日が7回繰り返されると1週間、30回で1ヶ月、そして1年、5年、10年、20年……と月日は経ち、やがて大人へと成長します。ということは、今日、お子さんが積み木でお城を作ったことも、階段の2段目からジャンプしたことも、全て将来のベースとして積み上げられていくというわけです。

それでは、今日のことがどのように積み上げられていくのでしょうか? そして、将来にどのように反映していくのでしょうか?


ドイツの研究で分かったこと

「人生は1日1日の積み重ね」と言ってしまえば当たり前、でも意外と見過ごされがちなところにドイツの大学が着目し、あるリサーチを行いました。

そのリサーチは、135名の大人(男性41名、女性94名、年齢層20~66歳)を対象に実施。次の点についてのデータを収集しました。
  • 子ども時代の遊び方(どんな風に遊んでいたかを具体的に)
  • 現在の社会的なステイタスについて(社会での役割、仕事の満足度、交友関係の豊かさなど)
  • 自己評価(臨機応変さ、自尊心の高さなど)
そして、これらを分析すると、ある傾向があることが分かりました。それは、

子供時代、「決められたスケジュールの中で遊んでいた」と答えた人たちよりも、「自由に遊んでいた」「自分の好きなことをして過ごした」と答えた人たちの方が、大人になって社会的に大きく成功している傾向が高い

ということでした。

>> 次ページでこの関係をつなげるファクターについてお伝えします。

*出典:Evolutionary Psychology (2014) 「Does playing pay? The fitness-effect of free play during childhood」より