西梅田に「リストランテ ル・ミディ ひらまつ」オープン
「ル・ミディ ひらまつ」の外観
JR大阪駅の西に拡がる緑豊かな「オオサカガーデンシティ」。ここはかつて旧国鉄の梅田貨物コンテナヤード跡地という巨大な空地でした。大阪の経済・文化・情報・国際性の強化のための拠点として再開発が決まり、1992年の毎日新聞ビル竣工を皮切りに、1997年にバービス大阪とリッツ・カールトン大阪、2004年にヒルトンプラザ ウエストとハービスENT、2008年にはブリーゼタワーという高層ビル群が竣工して、今や大阪を代表するリュクスな街へと変貌しています。その中でもハービスENTの西面の一階にあった、リュクスの象徴ともいうべき宝石店ブルガリの店舗跡に、今年6月ひらまつグループの関西2店目となる「
ル・ミディひらまつ」が開店しました。
関西2店目は「イタリアン」
「ル・ミディ ひらまつ」の内装
「ラ・フェット ひらまつ」と「ル・ミディひらまつ」の2店を統括される主席料理長は、フランスでの修業歴も長く、ボキューズ・ドールの日本代表にもなられた長谷川幸太郎さん。そして「ル・ミディひらまつ」の料理長には仲山悟史さんが就任されました。
1店目の中之島「ラ・フェット ひらまつ」はフレンチのグランメゾンですが、今回の2店目はフレンチの豊富な蓄積の上に、バラエティに富む本格的イタリアン・地中海料理を展開されています。
銀色煌くランターンがユニークでエレガンス
ブルガリ時代の内装とどう変わっているのかと心ときめかせながらエントランスの階段を登り、店内に招き入れられると、左手に、それはそれは高い天井から数十本もの銀色に輝くランターンがシャンデリアのように吊り下げられた、広大なメインダイニングが現れます。 天井まで届かんばかりの見事な大椰子が4か所に配され、その雰囲気はNYの「ザ・プラザ」の「パーム・コート」を彷彿とさせます。
右手にある2階席に登るための螺旋階段の踊り場からメインダイニングを見下ろすと、まさに荘麗(grandeur)と形容したくなる空間です。色味を抑えてゴールドではなくシルバーをフィーチャーしたインテリアも大人を満足させるに足るエレガントで上品な仕上がりです。
個室もあります
全員燕尾服に身を固める男性サービススタッフに恭しくサービスされると、非日常感が一層高まりますね。
次ページからは、
コース料理をご紹介します