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結婚ラッシュでブルー? シングル女子の心の整え方(2ページ目)

ジューンブライドの季節、結婚式の招待状が届いたりSNSで旧友の幸せな姿を目にしたりして、心が揺れた経験はありませんか? そんなとき、気持ちを穏やかにする方法についてご紹介します。

執筆者:吉戸 三貴

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自分がほしいものが何か、はっきりさせる

四つ葉のクローバー

幸せのカタチは人それぞれ

人の幸せを目にして心が揺れると陥りがちなのが「なんとなく不安」、「なんとなく羨ましい」という曖昧な状態。友人の結婚相手や新生活が自分の理想通りでまったく同じものがほしいというわけではないのに、幸せそうに見えるのが羨ましい、自分がそんな風になれるかわからず不安を感じる、ということです。

悩みが曖昧だと、整理して解決することができず、漠然と大きくなりがちなので要注意。そうならないためには、自分に必要なものや手に入れたいものについて具体的に考えることが必要です。恋愛も結婚も、何が幸せかは人それぞれ。他の人が持っているものをなんとなく羨ましがるのではなく、自分が本当にほしいものについて考え、そのために行動しましょう。動き始めれば不安は少しずつ消えていくはずです。


過去ではなく、未来について考える

「結婚式でよくある新郎新婦のヒストリー映像を見ると、過去に付き合った人や結婚できたかもしれない人のことを思い出してしまう」と語るのは30代のフリーランスの女性。「あの時YESと言っていたら、ひな壇には私がいたのかもと思うと、過去の選択が間違っていた気がして落ち込む」のだそうです。

過去を振り返って「もしあの時…」と考えること自体は悪いことではありませんが、そのことについてどんなに考えても、過去を変えることはできません。良い思い出を楽しく振り返るならともかく、後悔していることを思い出すのに時間を使うのはもったいない! 変えられるのはこれからの自分だけです。自由に描ける未来について考えるようにしましょう。

今の自分にとって恋愛や結婚は必要なのか、一番満足度が高く幸せな生き方はどんなものか、ほしいものや願いはどうすれば実現できるのかなど、これからできることについて想像し、具体的な行動に落とし込んでいきましょう。自由に変えられること、できることについて考えると、徐々に気持ちが前向きになるのを感じられるはずです。体をゆっくり休めてリラックスしたり、旅先などいつもとは違う場所に身を置いたりすると自由な発想が生まれやすくなります。


友人の結婚報告に心が揺れたことがある女性は多いもの。大切なのは、動揺した自分を責めずに、未来に目を向けること。「こうなりたい!」という理想の未来予想図を描けたら、小さなことからでも良いので、実現するためにすぐに行動を始めましょう。自分の気持ちの軸がしっかりすると、周囲の出来事に心が揺れることも少なくなるはずですよ。
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