あなたの運用目的や希望は?
投信選びにまずは運用目的や希望を明確にしよう
値上りを期待したいのでしょうか?収益性でしょうか?それとも安定した分配金でしょうか?まずは運用の目的を決定することが大切です。
投資に伴うリスクを理解すれば、選ぶべき投資信託も絞られてきます。例えば、まとまったお金で毎月の分配金を得たい場合は、そのような投資信託を選べばよいわけですが、コツコツ少額で投資する場合、毎月分配金を受け取るタイプは運用の複利効果が生まれないため、選択肢として得策とは言えないでしょう。
絞り込みをしたら、次は比較検討!
投資をするときに、最も気になるのは過去の運用実績でしょう。しかし、単に基準価額が高いファンドがこれから投資をする人にとっていいものとは限りません。現在の基準価額が今ひとつ良くなかったとしても、現在の運用状況が良く、分配金に重きを置いている投資信託もあります。
単に基準価額の推移だけではなく、分配金がある場合は、それを含めてどの程度投資金額がプラスに推移しているのかを総合的に判断しましょう。加えて純資産はどのように推移しているのかも重要です。
特に純資産が減り続けているものは人気が落ちており、運用そのものに影響を及ぼしかねません。新規はともかく、既に何年もたっているものを選ぶ際、出来高の少ないものは避ける方が無難といえます。必ずチェックしたい項目です。