2014年の対ドル円を振り返る

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為替も株価も大きく動いた2014年だった

2014年1月1日時点における外国為替市場の1USドルは、対円で105円台前半でしたが、12月22日現在、119円台半ばでの推移となっています。春から夏場にかけては1USドル=105円以下の比較的円高ドル安の推移をしていますが、夏場以降は比較的円安基調の動きを見せてきました。

外国為替の動きは、為替そのものだけではなく、輸出関連株の多い日本経済、日本株市場にも大きな影響をもたらすといっても過言ではありません。秋口以降、比較的日本株も堅調な動きを見せているといえます。


2015年の対ドル円はどうなる

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米国経済は足元しっかり。今後は強い米国経済でドル高の可能性も

そこで、為替の行方を予想すると、今後まだ円安ドル高になる可能性が見えてきます。円安ドル高になる要因は様々ありますが、ドルが強くなるからドル高になることはお分かりだと思います。では、今後、ドルの強さはどうなのでしょうか。

米国は今年の10月に金融緩和を解除しましたが、その後もNYダウは史上最高値を更新するなど足元の経済がしっかりとしています。外的要因による株価の下げもところどころ見られますが、一過性により回復は比較的早いといえます。

まずは原油から見てみましょう。原油価格の下落も一服感が見られ、どこかのタイミングで上昇するようなことが考えられ、その場合はシェール・オイル革命による米国経済はよりプラスに働けば、ドルが買われる可能性が高いといえます。

次に足元の米国経済はどうでしょうか。9月以降の失業率は、リーマンショック以降に米国が目標にしていた6%を切っています。失業率の低下に加えて、自動車大国である米国では自動車販売量が大幅に上昇を続けています。小売りも堅調な伸びを見せており、米国経済の強さがデータ上からは感じられます。

さらに注目したい点としてFOMC(連邦公開市場委員会)による最新声明です。「(利上げ開始までの間)忍耐強く対応する」と表現したことで、2015年にはゼロ金利が解除される公算が高まりました。ゼロ金利が解除されれば、当然ドルが買われる可能性が高いといえます。

こられを見ても中期的なトレンドとして、十分ドル高になる可能性が強いと考えられます。ではドル高、つまり円安に対応した資産運用としてどのようなことを考えていけばよいかを指南していきます。