雷撃症の予防
電撃症の予防は、電気がある場所を把握していれば、予防できます。しかし、雷は自然現象ですから、いつ自分に落ちてくるか判りません。そこで、雷の性質を知っておくことが大切です。
■雷の性質
- 一般家庭の数百~数百万倍の電流、電圧
- 直撃での死亡率は80%以上
■落雷の予兆
- モクモクと発達した一群の入道雲、頭上に急に発達した黒雲などの積乱雲
- 突風や気温の低下、激しい雨
- 雷鳴(ゴロゴロ)が微かでも聞こえれば危険信号で、突然落雷が発生する可能性があります。また、聞こえなくなっても、20分くらいは落雷の危険があります。
屋外の安全な場所です
- 屋内に避難、待機させ、蛍光灯や電気器具から1m以上離れる
- 屋内へ避難が難しい時には、高さ4m以上30m以下の高い物体の頂上を45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から2m以上離れた場所に避難する
- 樹木の近くでは、側撃と言って、落雷を受けた物体・人から放電して被害を受けますので、2m以上離れて、速やかに安全な空間に避難する
- グランドなどの広い場所では、中央付近が危険