彼女が本当に手に入れたかった人生とは?
彼女はそんな心身ともに限界に達した時、自分を見つめ直すきっかけをもらいました。海外赴任できなかったことは彼女にとっては大きな挫折でしたが、自分が女性として生まれた人生を選択してもよいのだと、初めて確信したそうです。
だた、そうは決めても現実はそう甘くありません。海外で培ってきたキャリアや国際感覚、語学力は、多くの日本人男性には受けが悪く、また年齢的にも不利に感じることもあったそうです。今まで海外では結構チヤホヤされてきたので、その現実はとてもショックだったそうです。
「今は無理して結婚する時期じゃないのかな?」と気持ちがフラットな状態に切り替わった時、すぐに出会ったのがその運命の人でした。その結果、昨年12月から付き合い始め、わずか半年で結婚へと至りました。自分でもビックリするぐらい、決して無理して頑張ったり、もがくことなく、すんなりと結婚へと導かれていったのでした。
心と体の調和された時こそベストタイミング!
本当に多くの運命のパートナーと繋がった人が口を揃えて言う言葉があります、「今までの辛い恋愛は何だったのか?」ひとつ言えるのは自分の心と体が調和され、準備ができたベストなタイミングでこそ、必ずそのソウルメイトと言えるパートナーと繋がるものなのです。そんな人と出会うと人生の擦れ違い的な共通点がよく発覚するのです。
彼女の場合、かつて仕事の関係で、海外のある秘境の地に数年住んでいたことがありました。その彼もそんな普通の日本人観光客が訪れることがないような同じ秘境の地に、彼女が住む10年以上も前の子ども時代に偶然訪れていたのです。それを偶然という人もいるかも知れませんが、その偶然を引き寄せる運命の方が面白いなと感じます。
仕事を頑張ってきた女性は、結婚とキャリアのどちらかを選択しなくてはいけないのでは?思いこんでしまう場合があります。実はそんなことを恐れる必要はありません。
人それぞれ大切な時間のサイクルが働いています。決して今まで築いたキャリアを捨てるということでなく、結婚することで自分の人生において、さらに大事なキャリアが付け加えられたことになるのです。それが将来の自分の使命や社会貢献などの役割へと必ず結びついていくことでしょう。
「結婚しても、いつかまた必ず海外に住みたいと思っています!」と彼女は嬉しそうに言いました。彼女にとってこれからの使命を安心して実現するための大切なサポーターとして現れたのがきっと彼だったんでしょうね。
ぜひ結婚してからのキャリア第二章もこれからいっぱい楽しんで欲しいです!