スタローン主演のサッカーの名作&キーラ・ナイトレイの女子サッカー映画で萌える!
『勝利への脱出』(1980年度作品)
第二次世界大戦を舞台に、ドイツ軍の捕虜になっていた連合軍が、ドイツ代表とサッカーの親善試合の合間に脱走を計画する物語。
前半は連合軍の脱走計画が描かれ、後半はサッカーの試合が描かれるのですが、このサッカーの試合が大スタジアムでの本格的なもので、えらい盛り上がり。有名サッカー選手も出演しており、パスまわし、ドリブル、シュートなど「おお!」と思わず声が出そうになる素晴らしいプレーを堪能できます。
アメリカ代表でスタローンも出場していますが、サッカーがド下手で爆笑必至。相手選手をタックルし、「アメフトじゃないんだぞ!」と怒られたりして。『大脱走』のようなスリルとゲームの醍醐味、両方をたっぷり味わえるサッカー映画の傑作です!
監督: ジョン・ヒューストン 出演:シルベスター・スタローン、マイケル・ケイン、
カロル・ローレ、ペレ、マックス・フォン・シドー、ダニエル・マッセイ
『ベッカムに恋して』(2002年度作品)
インド系イギリス人のヒロインはベッカムの大ファンのサッカー少女。しかし、彼女の両親は厳格なので、彼女は内緒でサッカーをしています。そんな少女が女子サッカーチームにスカウトされることから起こる大騒動を、恋、友情、スポーツを通して描いた作品。
キーラ・ナイトレイがスター女優になる前の映画で、彼女はエースストライカー役。あんなに細くてサッカーできるのかって思いますが、やってるんですよ、キーラがサッカーをやる姿は貴重。男子のサッカーほどのダイナミックさはないけど、女子サッカーには泥臭さや汗臭さがないところがいいですね。
またコーチがジョナサン・リス=マイヤーズというのがツボ。あんな王子系のサッカーコーチありえないし、選手の恋に落ちたりして、少女漫画的な世界の要素もあるのがうれしい。体育会系女子の爽やかさ&少女漫画的な世界観を持ったサッカー映画『ベッカムに恋して』。暑苦しいのが苦手という人でも、これならOKじゃないでしょうか。
監督: グリンダ・チャーダ 出演:パーミンダ・ナーグラ、キーラ・ナイトレイ、ジョナサン・リス=マイヤーズ、アヌパム・カー、アーチー・パンジャビ、シャズネ・ルイスほか
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