荷室のフロア高は高め
後席は60:40の分割可倒式で、助手席の背もたれも倒すことができるから長尺物の積載にも対応する。荷室の下には、スペアタイヤが収まるはずだった大きめのサブトランクが用意されており(「ロンジチュード」はタイヤサービスキット)、日常使いなら不足を感じさせないが、ボディサイズの割に奥行きはやや短く、上位機種2グレードにはスペアタイヤを配置する関係で、フロア高も高めで重い荷物は上げ下げを意識させられる。
日欧のライバルに十分対抗できる実力
ボディサイズの割に荷室の奥行きが短く感じるのは、長めのフロントオーバーハングもあるだろう。荷室のフロア高も高めなので、大きな荷物は上げ下ろしが大変だが、助手席の背もたれも前倒しできるので長尺物の積載にも対応する
インパクト大のフロントマスクなど、エクステリアが好みを分かれそうだが、外観に惚れて衝撃的に購入しても、ジープというブランドに惹かれてチョイスしたとしても中身も十分に満足できる仕上がりといえる。