住宅設計・間取り/実例にみる間取りプラン

二世帯同居の家をつくる(2ページ目)

二世帯住宅では、プライバシー重視やバリアフリーといった形式に目が向きがちですが、本当に大事なのは世帯間の関係です。お互いの関係に相応しい距離をはかり、それをプランに反映していくことがとても重要なのです。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


玄関まわり

2階の若夫婦のために、玄関収納は広くたっぷりと確保。アウトドア用品などすぐ使うものを入れておけるので便利です。
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玄関ホールにある大容量の収納スペース  



2階(若夫婦+子ども)

2階キッチンからダイニング、タタミコーナーを見た様子。白と無垢材のコントラストでやさしい空間にまとめています。
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天井は高いところで4.0mある。  



2階北側にある寝室は、南側からの採光を得るため天井を高くして高窓を設けています。
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写真は夜に撮影したもの  



階段

階段は閉鎖的で暗くならないよう開放的に、西側なので遮熱ガラスを採用しました。
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2階から階段をみる。


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玄関ホールから階段をみる。光が差し込んでいるのがわかる。


設計 : (株) 佐川旭建築研究所


ガイド佐川旭のアドバイス

親子二世帯住宅のよいところは、困ったときすぐに助け合える。という生活面や経済面、それと土地の有効活用です。一方敬遠される理由としては両者の価値観と生活スタイルの違いで、これらのメリット・デメリットを把握しながら共通ルールをつくることです。

そのうえでコミュニケーションとプライバシーを間取りの中でどういかしていくかがとても大切なのです。

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