木造3階建ての家はなぜ間口が狭いの?

近年都市部での住宅建築に木造3階建てが多くみられるようになってきました。以前は都市部において防火制限が厳しく指定されていましたが、法改正があり一定の基準を満たせば準防火地域内でも建てられるようになりました。

また、もう一つ、3階建てが多くなった理由は相続された土地を売りやすくするために業者が土地を細かく区分するからです。そのため少ない敷地面積で多くの床面積を確保する3階建てを建てるのです。


木造3階建ては立面のバランスが悪い

細かく区分された土地は一般に間口が狭く奥行きがあります。間口が狭く3方向に隣家が建てば光や風のとり入れ方は難しく、建物の立面も細長い住宅となり何となく貧弱さと形のバランスが悪くなるものです。そこで光や風のとり入れ方の工夫や立面のデザインも含めて実例を通して考えていきましょう。


実例紹介

周辺環境は、2方向に隣家があり、右側は同じく販売された土地で3階建てが建てられる予定です。
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・土地の間口     5.47m×奥行 15.7m(15.2m)
・敷地面積      25.55坪(84.49平米)
・建ぺい率      60%
・容積率       150%
・北側斜線制限    5m+1.25勾配
・準防火地域


次のページから、3つの工夫をみていきましょう。