ブラジル/サンパウロの観光

サンパウロ

南米最大の文化・経済都市、サンパウロ。ブラジル最大の国際空港があり、ブラジル入国の窓口でもあります。今回は、メガシティ、サンパウロの基本情報をお届けします。

東 リカ

執筆者:東 リカ

ブラジル・アメリカ・ポルトガルガイド

南米の文化発信拠点、サンパウロの基本情報

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サンパウロ・ビエンナーレ会場内

サンパウロ市は、人口1000万人以上を抱える国内はもちろん、南半球最大の都市です。イタリア系、ポルトガル系、スペイン系、ドイツ系、シリア系、レバノン系、ユダヤ系、日系、また、南米近隣諸国からの移住者が多く、多彩な文化が混ざっています。

経済的にもブラジルで最も豊かな街で、音楽、美術、映像、劇場、グルメ、ファッションなどの文化活動は、サンパウロに集中。今こそ旬のブラジルカルチャーが気になるなら、ぜひサンパウロを歩いてみましょう!

サンパウロは、ブラジルの玄関&ハブ

サンパウロ州グアルーリョス市にあるグアルーリョス国際空港(GRU)は、ブラジル最大、ラテンアメリカでも最大級の空港で、欧米諸国、また国内各都市とのハブ空港となっています。

日本からの旅行者の多くもグアルーリョス国際空港から入国しますが、入国後、そのままサンパウロを素通りし、リオ・デ・ジャネイロやイグアスの滝、アマゾンなどを目指す人も多いようです。サンパウロにもメガシティならではの見所はたくさんあるので、ぜひ数泊してみて下さいね。

日本からサンパウロへのアクセス

米国、欧州、中東のいずれかで乗り継ぎが必要で、最短でも、丸一日以上かかる長旅となります。米国経由は、最も本数が多く、比較的安価なものの、入国審査やESTAが必要です。

欧州周りは、イギリス、フランス、ドイツ経由が人気。中東経由は、アライアンスへの不加盟から敬遠する方も多かったようですが、近年は、日本の航空会社との個別提携や、カタール航空のワンワールド加盟などで、人気が高まっています。

日本からのアクセスについて、更に詳しく知りたい方は、こちら>>>ブラジルへのアクセス

サンパウロ空港から市街地、他都市へ

空港からサンパウロ市内までは、通常車で約1時間程度。空港タクシー、もしくは空港バスの利用が一般的です。

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コンゴーニャス空港上空から見るサンパウロ

サンパウロ市内には、コンゴーニャス空港(CGH)という国内線の空港もあり、特にリオ・デ・ジャネイロのサントス・デ・デュモン空港間には「空の架け橋(ポンチ・アエリア)」と呼ばれるシャトル便が、頻繁に運行されています。市内からのアクセスも便利なので、サンパウロに宿泊して、他都市へ出かけるなら、ぜひ利用を検討してみて下さい。

また、サンパウロ州カンピナス市には、ヴィラコッポス空港(VCP)もあり、こちらは格安航空会社、アズールのハブ空港となっています。サンパウロ市内からは、車やバスで1時間半~2時間程度の距離です。前述のグアルーリョス空港、コンゴーニャス空港からもシャトルバスがあります。
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