東ドイツ博物館に行こう!Part II
前回は、ベルリンの東ドイツ博物館を探訪しましたが、今回はドレスデン(Dresden)。ドレスデンは、ザクセン州の州都で、チェコとの国境にも近いです。ベルリンからドイツ鉄道で2時間ほどで行けるので、日帰りできます。DDR Museum Zeitreise(東ドイツ博物館 時間旅行)
ドレスデンの郊外、ラーデボイル(Radebeul)に位置するこの博物館、「Zeitreise」とあります。これは地名ではなく「時間旅行」の意味。そう、東ドイツの時代にタイムトラベルできちゃうんです。ドレスデンからラーデボイル駅まで約12分、そこから徒歩約15分。入口はこじんまりとしていますがが、4階建てになっており、車、商品、生活様式、国営機関など幅広い展示をしています。当時のオーディオ製品が所狭しと並べられています。
DDR Museum Zeitreise
DDR Museum Pirna (東ドイツ博物館ピルナ)
ドレスデン近郊にはもう一つ、ピルナ(Pirna)という小さな町に東ドイツ博物館があります。せっかくドレスデンまでやって来たら、それほど遠くないので、両方を回ることをお勧めします。一個人がコレクションを始め、市議会に博物館の提案をした所、拒否されたのにも関わらず、市民の協力で2005年に設立されました。PCによって現在は廃れてしまった製品ですが、東ドイツ製「Erika」というタイプライターはレトロフューチャーで愛くるしい。ちなみにタイプライター博物館というのは、日本を含め、世界各地に点在しています。
東ドイツのレコードが、レトロなテレビとともに飾られています。東ドイツと関係ないのに、何故かThe Cureのポスターが! 中央のジャケ上から二つ目は、Inkaちゃんのジャケ。後ほど、解説します。
DDR Museum Pirna
では、次は東ドイツのテクノアイドル(?)を紹介!