親孝行を応援するキャンペーン
そんな感謝の気持ちを伝えるお手伝いをしているのが、キッチンメーカーのクリナップ。「“親孝行って、いいね!”キャンペーン」と題し、親孝行でキッチンをプレゼントしたいと思っている方からキッチンにまつわるエピソードを募集。その中から最優秀賞に選ばれた1組にキッチンリフォームをプレゼントする、というキャンペーンです。昨年12月からエントリーを開始し、エピソードを募集。応募総数2598組の中から、1次審査、ファイナリスト選出まで進んでいて、母の日の2014年5月11日に、ファイナリスト5組から1組が選ばれるイベントが、お台場で開かれました。
このキャンペーンは、東日本大震災で工場などが被災したクリナップが、多くの方に助けられて復旧したことがきっかけでした。そのときにお世話になった方、そのご家族など、多くの方を笑顔にしたい、という思いから、「キッチンから、笑顔をつくろう」という言葉を掲げて、このキャンペーンが始まりました。今年で2回目です。
〈イベントの概要〉
キッチンメーカーがプレゼント!親孝行にキッチンを
イベントの様子をレポート!
場所は、アクアシティお台場のアクアアリーナ。ショッピングモールの一角ということで、買いものに訪れた方も、足を止めて見ていました。イベントでは、ステージにクリナップの公式キャラクターのクリ夫くんを迎えて、ファイナリスト5組のエピソードを披露。小さい頃から母の手料理で育ったという5組の親子の心温まるエピソードに、私の隣では同行した女性スタッフが涙していました。
また、“日本の親孝行を応援する”という今回のキャンペーンテーマに共感したシンガーソングライターの森恵さんが、プレゼンターとして登場。イベントの最後には、歌のプレゼントがありました。
最優秀賞は?そして、母への思いとは…
エピソードを紹介した後は、いよいよ最優秀賞の発表です。最優秀賞に選ばれたのは、神奈川県の雨貝さん・小松さん姉妹。フルタイムで働きながら、手抜きをすることなく食事を作ってくれた母。定年まで勤めあげ、高齢になってきたことで使い勝手が悪くなったキッチンを使い続けているという。そんな母に、亡き父と恋人時代にデートで食べた思い出のブイヤベースを、姉妹でつくってあげたい、という思いから応募した、ということでした。
リフォームプランの作成を担当したクリナップのアドバイザーも、その思いに応えるべく、高齢な方には危険な吊り戸棚を無くしたり、調理台を広くして親子でキッチンに立てるなど工夫を凝らしました。
最優秀賞が決まり、ステージに上がったときに、嬉しさのあまり思わずお母さんと抱き合っていました。また、渡米中で参加できなかったお姉さんにタブレットで報告する場面も。ファイナリストの4組も含めて、心温まるご家族に、「キッチンから、笑顔をつくろう」が伝わってくるイベントでした。
最優秀賞に輝いた雨貝さん・小松さん姉妹とお母さん。右の写真は、参加できなかった姉にタブレットで報告している様子。
キッチンリフォームは、これから工事の日取りを決めて、7月には完成予定。リフォームのビフォー/アフターは、7月上旬に動画で公開予定です。
【関連リンク】
・“親孝行って、いいね!”キャンペーン公式サイト
・笑顔いっぱい、クリナップの「親孝行」イベント (第1回の授賞式の様子)