デジタルカメラ/デジタルカメラの基礎知識

カメラのアイコンの意味を覚えよう(2ページ目)

デジカメはシンプル機能のエントリーモデルでも、いろいろな撮影を楽しむことができます。ただ、初心者にとっては覚えることが多く、ついついオートモードのみを使って、撮りっぱなしになってしまいがちです。そこで、分厚い取扱説明書も読まなくても、飛躍的にデジカメの機能を使いこなせるいくつかのアイコンを紹介。これさえ覚えておけば第一段階としては問題なしですよ。

岡安 学

執筆者:岡安 学

デジタルカメラガイド

料理や花を撮る時に使う「マクロ」

人を撮影するスナップ写真や風景や建物を撮影する風景写真と同じくらい撮影機会が多いのが、料理や花などの撮影です。料理や花など、近づいて撮影する場合は、ピントが合いにくくなることが多々あります。そこで使うのが近接でピントが合ってくれるマクロモードです。

マクロ

カメラを近づけて撮影する時に使う「マクロモード」。どれだけ近づけるかはデジカメの機種によるが、1~30cmくらい近づいてもピントが合わせられる。

最近のデジカメに搭載されているインテリジェンス系のオートモードであれば、被写体に近づくだけでマクロモードに切り替わってくれたりもしますが、確実に近接でピントを合わせたいのであれば、マクロモードに切り替えた方が良いでしょう。

マクロモードの記号はチューリップの形をしたアイコンです。まさに、花を撮るためのモードだと言う風に覚えておきましょう。



ストロボのオンオフができる「フラッシュ」

デジカメの初期設定では、「フラッシュ」はオートになっていることがほとんどで、デジカメが暗いか明るいかを判断し、自動で発光したり、発光しなかったりするようになっています。

基本的にはオートで問題ないのですが、オートでは判断しきれないストロボ操作が必要な場面があります。

例えば、水族館の場合は、暗い室内のため、ストロボが自動で焚かれてしまいますが、魚が驚いてしまうので、ストロボ撮影が禁止になっていたりします。明るい屋外での撮影でも、逆光の場合は顔を明るく撮るために強制的に発光させる必要があったりします。このような特殊な状況下でストロボのオンオフを切り替えるには「フラッシュ」の記号から操作する必要があるのです。

「フラッシュ」の記号はカミナリと矢印が合わさったようなアイコンです。カミナリのように光るフラッシュと覚えておきましょう。
フラッシュ

「フラッシュ」ボタンを押すと、フラッシュの発光を制限できます。発光を禁止したり、強制的に発光させたり、赤目を軽減したり、自由に設定が変更できます。





撮影した画像を確認する「再生モード」

撮影した画像を観るには、四角枠に右向きの三角表示の「再生モード」を使用します。イメージ的には音楽プレーヤーやブルーレイレコーダーなどの再生ボタンと同じで、撮ったものを再生すると覚えると良いでしょう。
再生

音楽プレーヤーやビデオでお馴染みの再生ボタンと同じ記号だ。




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