広角から超望遠まで自由自在!
それでは次に作例を見てみましょう。25mm相当の広角はスマホの28mmに比較して、さらに広い範囲が撮影できるため広大な風景や横長の建物の撮影に最適です。ここからズームアップしていけば、撮りたい被写体だけを切り取れます。さらにズームアップすれば肉眼では見えなかった部分が望遠鏡をのぞいているような感覚で見えてきます。谷川岳を撮影したときに山頂近くの山小屋とそこを目指す登山者まで見えたのには驚きました。さすが600mmです。さらに超解像ズームで最大1200mmまで画像を拡大できます。ここまでくると一眼レフカメラの超望遠レンズに相当する焦点距離になります。当然、一眼レフの場合は手持ちの撮影は不可能で頑丈な三脚が必要になります。『SH-1』はポケットに入るサイズで、強力な手ブレ補正機能があるため、手持ちで気軽に超望遠撮影ができます。
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25mmで撮影した利根川と谷川岳連峰
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80mmで撮影した谷川岳。まだ白く雪を被っている
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600mmで撮影した谷川岳。左がトマの耳、右がオキの耳と呼ばれる
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600mmを100%で表示すると山小屋がハッキリ写っていた。さらに登山者も確認できた
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近所のカワセミが出現するポイント。25mmだとどこにいるか分からない
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600mmでは虫を捕まえたワライカワセミがハッキリと分かる。実はカワセミかどうかは自信なし
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25mmで撮った池の全景。目をこらすと奥の水面に枝がある
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600mmで撮ると4匹の亀が甲羅干しをしていた
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超解像1200mmにすると亀と目が合いそうなほどアップになった