有孔ボードで「壁活」収納
部屋の広さを維持しながら、しっかり収納スペースを確保するには、壁の活用がキーポイント。そうなれば、やはり有孔ボードの出番です。壁の大きな面にボードを打ち付けて、有孔部分には専用のフックやラックをセット。バットやラケット、ギターなど趣味のアイテムを飾りながら収納したり、雑誌やおもちゃを片付けたりするなど、思いのままに使ってみたくなります。モデル住宅の居住者イメージ:30代前半の夫婦と2歳の子ども。夫は横浜にある商店に勤務、スキルアップに資格取得の勉強中。妻は近くの工業団地内の工場で事務をしている。週末は、近くの八景島やベイサイドマリーナに家族で遊びに行くアクティブな生活を満喫している
賃貸住宅では壁に棚を設けたり、フックを打ち付けたりしにくくて困るという声をよく耳にします。ポスターをピンナップすることすら、ためらうことがあるのではないでしょうか。でも、借り始めるときから、自由にアレンジできる壁がある物件は有難いことです。
有孔ボードで収納不足を解消
収納スペースを増やしたいけれど、家具を置いて部屋が狭くなるのは困るというのがジレンマ。そんな経験をした人は少なくないと思います。特に水廻りや玄関は、もともと面積が小さいので、悩ましい場所です。そこで、着目したいのが壁。ここでも有孔ボードを使って、収納スペースを生み出しています。有孔ボード用のフックやトレイを組み合わせれば、壁が見せる収納に変わります。洗面所では窓部分をくりぬいたボード使い。洗濯機スペースとキッチンの水切り棚下の壁にボードを設置して、ワンアクションで片付く収納に
玄関横に壁にボードを設置。外出用品をはじめ、認印や鍵などの定位置に
取材協力
都市再生機構 東日本賃貸住宅本部 神奈川エリア経営部
「イケアとURに住もう。」神奈川県内のUR都市機構の取り組み
http://www.ur-net.go.jp/