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節約は「ネオ節約」に!6つの特徴とは?(2ページ目)

忙しい現代、節約と言っても昔ながらの節約スタイルとは変わってきています。現代に合う「ネオ節約」スタイルを紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド


節約する費目を限定するのも「ネオ節約」のスタイル

10年前のブログの日本上陸から、昨今ではTwitterやFacebookなどインターネットで個人が簡単に情報を発信することができるようになってから、各家庭の食卓やレジャーをはじめとする暮らしぶりが目に入る機会が増えてきました。

それまで他人の暮らしぶりというのは、芸能人や一部の読者モデルのものだけであったところ、一般の生活をしている友人の家庭の中さえも見えてくるようになるのです。

あるいは自分で情報を発信している人であれば、自分の暮らしぶりを友人に見せるということにもなります。

そうなるとやはり「暮らしを充実させる」ということが見せるためにも重要になってきているようです。一昔前であれば、海外旅行に行くとかブランド物のバッグを買うなどがステイタスになっていたこともありますが、現在はいかに暮らしが充実しているかという点がステイタスになっているのではないでしょうか。

そこにも関わってくるのは「ネオ節約」。いくら暮らしを充実させると言っても湯水のようにお金があるわけではないので、節約する費目とお金をかける費目をキッパリ分けているのが今の「ネオ節約」のスタイルです。

■外食よりもホームパーティーを充実させる「ネオ節約」
「外食をするのはお金がかかる、だからホームパーティーを開く」というのも節約のスタイルです。しかしその場合でもいかに暮らしの充実ぶりを見せるかということが課題になってきます。

1点豪華主義の鍋を買うのもその一つ。ル・クルーゼなど海外製の鋳物鍋を使って料理しそのまま食卓に出して見せたりします。例え客が来るホームパーティーでなくても、それをブログやSNSにアップすることで暮らしの充実ぶりをアピールすることはできます。

食材も高級食材に価値があるのではなく、コストコやKALDIのようなお手頃価格の海外食材や調味料を使っていることで、節約と暮らしの充実ぶりを見せています。

■教育費だけに注ぎ込む「ネオ節約」
毎日の食卓や衣類、家族レジャーなどは徹底的に節約をし、小さい頃からの子どもの習い事や私立への進学のための費用にまわすというのも最近目に入ることが多くなった「ネオ節約」のスタイルです。

自分の子どもに身につきさえすればそれはお金をかけた価値があるものですし、子どもが将来苦労をしないためにという考えからきているものでもあるでしょう。

このように見ていくと「ネオ節約」とはスマホなどから効率的にお得な情報を仕入れたり、自分の暮らしの中でお金をかける部分と節約する部分をしっかり考えて分けていたりするということであり、ある程度「賢い暮らし方」になってきていると考えていいのではないでしょうか。

「節約」という暮らしに密着している部分は時代とともに変化していくものなのでしょう。

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