もうケンカしない。彼への上手なグチり方

仕事の悩みやストレスは辛いもの。心を許せる人に聞いてほしい、やり場のない怒りを誰かにぶつけてスッキリしたいと思うこともあるかもしれません。でも、そんなイライラを一方的に押し付けられて良い気持ちになる人はいません。

筆者の周囲にも、デート中に延々と仕事のグチを言う女性にストレスを感じて別れた男性や、慰めてほしい彼女に対してアドバイスをして毎回ケンカになるというカップルがいます。一番良い解決法は恋人にグチを言わないことなのですが、それでは別のストレスがたまってしまいそうです。女性が無言で不機嫌だと男性も困ってしまいますよね。では、どうすれば良いのでしょうか。グチを言ったり聞いたりする時に色々な工夫をしているというカップルに話を聞いてきました。

最初に時間を区切ってお願いする

マスコミ関係の仕事をしている20代後半の女性が実践しているのは、最初に時間を区切る方法。「以前は、彼に会うとすぐに1日の嫌なことをワーッと話していたのですが、そのたびに、彼が不機嫌になってケンカになってしまうのが悩みでした。そこで、話す前に『これから5分だけグチを言ってもいい？　聞いてくれるだけでいいから』と具体的にお願いしてから話すようにしました。すると、彼も穏やかに話を聞いてくれるようになったんです。その後は楽しい話しかしないと決めているので、お互いにストレスなく過ごせています」。

この方法の良い点は、彼に明確なリクエストを出しているところ。女性同士のおしゃべりだと感覚的に相手が何を求めているのかわかりますし、程よく聞き流すこともできますが、男性にとってそれを察するのは難しいもの。こうしてきちんと伝えるというのは、とても効果的だと思います。時間を区切るとダラダラと話すこともなくなるので、その後の二人の時間も充実しそうです。